オーストラリアテニス連盟は9日、男子テニスで世界ランク26位の
A・デ ミノー(オーストラリア)のインタビューを掲載した。現在滞在中であるスペインアリカンテでの現状や、今後について語っている。
ツアー再開に関するアンケートはこちら【YouTube】守屋 宏紀がワッキーにフォアハンドを伝授、最後はタイブレーク対決21歳のデ ミノーは新型コロナウイルスの影響でツアーが中断している現在、プロテニス再開に慎重な姿勢を見せた。
「多くの選手がけがをすることになるかもしれない。それだけが心配だ。健康的なバランスを見つけることが全て。テニス選手全員が再びツアーに復帰して競技を再開したいと思っていることは確かだけど、選手がどのように扱われるか、身体のことも考えなければいけない」
新型コロナウイルスが現在も世界に大きな影響を与えているものの、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は予定通り8月31日から9月13日にかけての開催を予定。また、本来5月に行われる予定だった全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は、9月20日開幕へと延期が決まっている。
デ ミノーは四大大会が連続して開催される可能性も考え、意見を語った。
「今現在、世界中のあらゆるトレーニングができるし、毎日5時間でも練習することはできる。でも本番の、しかも大きなものがかかる試合は比べものにならないんだ。緊張やストレス、試合の流れ。それらは身体に大きな負担をかけることになる。復帰するのは簡単なことではないよ」
続けてスペインのロックダウン(都市封鎖)については「あのシステムは間違いなくショックなものだった。これまでの数年間で1番長い時間を家で過ごしたね。でも家族と多くの時間を過ごすことができたし、最近は小さな子犬の世話もしている。それらに日々の多くの時間を使っているよ」と明かした。
男子テニスは7月31日までのツアー中止が決定している。
■関連ニュース
・デ ミノーらコートでの練習再開を続々投稿・全仏 9月に延期「準備不可能」・デ ミノー 腹筋が悪化で欠場へ■おすすめコンテンツ
・テニススクール コンシェルジュ・レンタルコート予約・世界ランキング