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サンプラスとアガシの裏話

ピート・サンプラス
ピート・サンプラス
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは29日に公式サイトで、1994年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード)決勝「P・サンプラス(アメリカ) vs A・アガシ(アメリカ)」を特集し、試合直前に起きた裏話を掲載した。

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この試合は当時世界ランク1位のサンプラスが同31位のアガシを5-7, 6-3, 6-3の逆転で破り、2時間15分の熱戦を制して同シーズン4勝目をあげた。

しかし、この決勝の直前にサンプラスは腹痛で床の上で悶えており、時間通りにコートでプレーすることができなかった。

サンプラスは「朝の7時に起きて、吐き気があった。コートに行ってプレーできるとは思えなかった。10時45分から12時20分までずっとIV(静脈内注射)を打ってつけていた」と明かした。

そしてアガシはサンプラスが試合へ回復するために時間が必要だと知らされると、要求を受け入れて約1時間試合開始の時間を遅らせた。同大会、アガシはブラッド・ギルバート氏をコーチに招き入れて以来初の大会出場で、元世界ランク1位のS・エドバーグ(スウェーデン)らを下して決勝へ進出していた。

「ドクターがサンプラスに注射などの処置をしていた。僕は第1セットを取った。彼には何も残っていないはずだったのに、第2セットで回復し、ファイナルセットでは手に負えなくなっていた」とアガシは当時を振り返った。

サンプラスは「試合が始まったら、アドレナリンが出てきてプレーがよくなっていった。もしあの時彼(アガシ)が同じ状態だったら、僕も同じことをしていただろう」と語った。

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