女子テニスのもう1つの最終戦であるWTAエリート・トロフィー(中国/珠海、ハード)は大会4日目の25日、ローズ・グループの一戦が行われ、第4シードの
A・サバレンカ(ベラルーシ)が第6シードの
E・メルテンス(ベルギー)を6-4, 3-6, 7-5のフルセットで破った。この結果、ラウンドロビン2連勝を果たして決勝トーナメントへ駒を進めた。
>>大坂らファイナルズ組み合わせ表<<>>ジョコらパリ・マスターズ対戦表<<サバレンカはこの日、第1セットを先取したものの、第2セットでは2度のブレークを奪われセットカウント1-1に追いつかれる。それでもファイナルセットでは3度のブレークに成功し、2時間20分の激戦を戦い抜いた。
21歳で世界ランク14位のサバレンカは女子プロテニス協会のWTA公式サイトで「今日は本当に素晴らしい試合だった。メルテンスは凄まじいプレーをし、良いレベルで戦えた。最後、いくつかのゲームでは少しラッキーな部分もあるかもしれない」と振り返った。
各グループの組み合わせと4日目終了時点の勝敗は以下の通り。()内はシード順位
【アザレア・グループ】
(1)
K・ベルテンス(オランダ) 2勝0敗
(8)
D・ヴェキッチ(クロアチア) 0勝2敗
(10)
D・ヤストレンスカ(ウクライナ) 1勝1敗
【カメリア・グループ】
(2)
S・ケニン(アメリカ) 1勝1敗
(7)
A・リスケ(アメリカ) 0勝2敗
(11)
K・ムチョバ(チェコ) 2勝0敗
【オーキッド・グループ】
(3)
M・キーズ(アメリカ) 1勝1敗
(5)
P・マルティッチ(クロアチア) 1勝1敗
(12)
ゼン・サイサイ(中国) 1勝1敗
【ローズ・グループ】
(4)A・サバレンカ 2勝0敗
(6)E・メルテンス 1勝1敗
(9)
M・サッカリ(ギリシャ) 0勝2敗
WTAエリート・トロフィーは、WTAファイナルズ・深セン(中国/深セン、室内ハード)に出場出来なかった上位選手たちが出場。
試合方式は3選手、4グループに分かれて総当たり戦を行い、各1位になった4選手が最終トーナメントへ進出する。また、この時点で勝ち負けの数が同数の場合は獲得セット数、それも同率の場合は失セット数で争われる。
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