テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第21シードの
D・ゴファン(ベルギー)を6-4, 6-0, 6-2のストレートで破り、2年連続9度目のベスト4進出を果たした。ジョコビッチは試合後「最高のテニスができている」と語った。
>>フェデラーvsナダル 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この試合の第1セット、ゴファンに先にブレークを許したジョコビッチだったが、そこからギアを上げ、ドロップショットなどを駆使し先行する。第2・第3セットではファーストサービスが入った時に89パーセントの高い確率でポイントを獲得するなど圧倒。ゴファンにブレークを与えることなく、1時間57分で勝利を決めた。
記者会見でジョコビッチは「4回戦と今日の試合の2試合は、この大会で最高のテニスができている。特に万全の状態でいるゴファンに対しての第2・第3セットでは、彼のテニスを全くさせず、正しいショットを常に見つけ出せた。自分のテニスにはとても嬉しく思っている。それでも、この試合は違うものになったかも知れない。先にブレークされていた。第1セットのほとんどでは彼の方が良いプレーをしていた。けれど何とかひっくり返すことができた。コートではとても気分良くいられたし、自信もあり、しっかりショットも打てたし、ネットへも出られた。より攻撃的になれたし、短いボールも使えた。願わくばサービスも安定させたい。なぜならそれが必要になるから。特に芝ではファーストサービスでのフリー・ポイントが必要になるから。準決勝へ進むにあたっては、それは明らかに大きなアドバンテージになる」と喜びを語りながらも気を引き締めた。
2連覇と5度目のウィンブルドン制覇を狙う32歳のジョコビッチは、決勝進出をかけて、準決勝で第23シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは準々決勝で第26シードの
G・ペラ(アルゼンチン)を破り、四大大会初の4強入りを決めた。
同日には第2シードの
R・フェデラー(スイス)、第3シードの
R・ナダル(スペイン)がベスト4へ駒を進めている。
「ウィンブルドンテニス」
歴史と伝統を誇るウィンブルドンテニス。グランドスラム通算20勝のフェデラー、昨年の覇者ジョコビッチがさらなる記録へ挑む。
【放送予定】
7月1日(月)~14日(日)WOWOWにて連日生中継※7月7日(日)除く[第1日無料放送]
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