テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク51位の
A・アニシモワ(アメリカ)が同116位の
I・C・ベグ(ルーマニア)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで破り、大会初のベスト16進出を果たした。
>>錦織vsペール 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に続きグランドスラム2大会連続の16強入りを決めた17歳のアニシモワは、試合後の会見で「最高の気分。今日の試合は本当にタフだったから、スーパーハッピー」と喜びを語った。
第1セットのタイブレークではベグに4-6とセットポイントを握られていたが、そこから4ポイントを連取する猛攻を見せた。
「あのセットはずっとキープの連続だった。タイブレークは劣勢だったし、ただ集中を維持しようとしていた。今日はいい気持ちではなかった。試合全体を通して本当に厳しかった。ウォーミングアップでさえそうだった。試合へ向かうことでさえ本当に苦しかった。今日の勝利は、とても誇りに思える」
今大会は第1シードの
大坂なおみ、第2シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)、第4シードの
K・ベルテンス(オランダ)、第5シードの
A・ケルバー(ドイツ)、第9シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)、第10シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)らシード勢がベスト16を前に姿を消している。
アニンシモワは「この大会は番狂わせばかり。とてもいいこと。自分の世代がいいプレーをしていることは、本当に素晴らしいと感じている」と述べた。
「まだ17歳だから、若い間にそれを味わおうとしている」と意気込みアニシモワは四大大会初のベスト8進出をかけて、4回戦で予選から勝ち上がってきた世界ランク137位の
A・ボルソバ(スペイン)(スペイン)と対戦する。
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