国際テニス連盟(ITF)は10日、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女子シングルス決勝で起きた
S・ウィリアムズ(アメリカ)と主審の間の問題についての見解を公表した。
この問題は全米オープン7度目の優勝を狙っていたセリーナが決勝の舞台で審判の下したコーチング違反の判定に激怒、その後セリーナはラケットを破壊し2度目の警告を受け、ポイントを失った。表彰式では優勝した大坂に対しブーイングが起きるなど、荒れた決勝戦となっていた。
セリーナは試合後の会見で男子選手には同様なことが起きても罰則は与えられないはずだと反論。
これを受けて国際テニス連盟は声明を発表した。
「カルロス・ラモス氏(主審)は、テニス界で最も経験豊富で尊敬されている審判の一人である。ラモス氏の決断は、実際の問題に直結するルールに従っているものであり、3度の警告に対する罰金処分となったセリーナ・ウィリアムズへの全米オープンの決断からも再確認できる」
全米オープンはセリーナに対し、1万7,000ドル(約187万円)の罰金を科している。
続けて「このように際立ち、そして遺憾な出来事が論争を引き起こしていることは理解できる。同時に、ラモス氏が適切なルールブックに乗っ取って主審として自身の任務を遂行し、プロとしての認識と誠実さを持って常に行動していたことを忘れてはならない」と締めくくった。
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