テニスのエキシビションマッチ「アスポール・テニス・クラシック」は28日、男子シングルスが行われ、世界ランク27位の
錦織圭が同8位の
K・アンダーソン(南アフリカ)を6-1, 6-4のストレートで破った。
この日、錦織はミスを連発するアンダーソンから主導権を握った。ストローク戦ではフォアハンド・バックハンドともにキレのあるショットを放ち、チャンスがあればすかさずネットへつめてプレッシャーをかけた。
試合後の会見では「(今大会に)出るのは前から決めていました。なるべくいいリズムでできたらと思っていました。今日は内容もよく、悪いところもあまりなかった。相手もそこまでよくなかったので、あれだけのプレーはできました。サーブもストロークもすごくよかった」と芝での戦いに手応えを得ていた。
7月2日からのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)へ向けて、サーブ・アンド・ボレーを多用したことについては「タイミングや相手にもよりますが、(ウィンブルドン)でもやっていくと思います」とコメント。
ウィンブルドンで2014・2016年にベスト16へ進出している錦織だが、芝での戦いは今も模索中であることを明かした。
「今のところ痛みはないですが(ウィンブルドンは)5セットですし、芝ではいつもダメージを受ける。ちょっと不安はあります。まだ芝に対して、そんなに好きにはなれていないです。今週はいい練習ができているのでよくはなってきていますが、いい試合をこなさないと自信はついてこないです。クレーだとポイントの取り方がなんとなく自分の中でありますが、芝では確立していない」
7月2日に開幕するウィンブルドンに錦織は第25シードで出場する。組み合わせ抽選は、現地29日に行われる予定。
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【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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