男子テニスツアーのゼネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は20日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
D・ティエム(オーストリア)は主催者推薦で出場の
J・メルツァー(オーストリア)に3-6, 5-7のストレートで敗れ、まさかの初戦敗退となった。
第1シードのティエムは1回戦免除のため、2回戦からの登場。
この試合、ティエムはトータルで1度もブレークすることが出来ず、メルツァーに2度のブレークを許して1時間17分で敗れた。
現在22歳のティエムは既に今シーズン4勝をあげており、全仏オープンではグランドスラム初のベスト4進出。その後の世界ランキングでは初のトップ10入りを果たした。
一方、勝利した35歳のメルツァーは左肩の故障で長期間ツアーから離れていたが、今年6月の下部大会で復帰。2010年の全仏オープンではベスト4へ進出しており、世界ランキングでは2011年の8位が自己最高。
準々決勝では、実の弟である
G・メルツァー(オーストリア)と対戦する。
また、同日には昨年覇者で第2シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)と第3シードの
M・グラノジェルス(スペイン)も初戦敗退を喫する波乱が起きた。


■関連ニュース■
・ダニエル 太郎 ティエムと練習・ティエム 錦織に次ぐ7位に・ティエム芝初V 今季4勝目