女子テニスツアーのロジャーズ・カップ女子(カナダ/トロント、ハード)は11日、シングルス2回戦では、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が
F・ペネッタ(イタリア)に2-6, 6-3, 6-0の逆転で勝利し、3回戦進出。この試合でセリーナは自身の不調さに苛立ち、ラケットを折る場面も見られた。
この試合の第1セット、セリーナは調子が悪くミスが目立ち2度のブレークに成功するも、ペネッタに4度のブレークを許してこのセットを落としてしまう。
続く第2セットでも思うようなプレーが出来なかったセリーナは、第3ゲームをラブゲームで落とすと、ベンチに戻ってラケットを椅子に叩きつけ、折ってしまう。
その後は、ポイントを獲得する度に雄叫びをあげ自身を奮い立たせて徐々に調子を上げていき、第2セットをとって1セットオールに。第3セットではペネッタに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開して1時間38分で勝利した。
試合後、セリーナは観客に折れたラケットをプレゼントし、コートを去った。
3回戦では、
H・ワトソン(英国)と第16シードの
A・ペトコビッチ(ドイツ)の勝者と対戦する。


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