男子テニスツアーのバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、ハード、賞金総額約220万ユーロ/優勝賞金約39万ユーロ)は26日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
A・マレー(英国)が
T・ロブレド(スペイン)を3-6, 7-6 (9-7), 7-6 (10-8)の大接戦の末に勝利をおさめ、先日のエルステ・バンク・オープンに続いて2週連続優勝、さらに大会5年ぶり2度目のタイトル獲得を果たした。
両者は今回が7度目の対戦となり、マレーはロブレドとの対戦成績を5勝2敗とさらにリードを広げた。
両者は先月行われたシンセン・オープン決勝でも対戦しており、その時もマレーが逆転の末に勝利をものにし、今季初のタイトルを獲得した。
《シンセン・オープン時の記事はこちら》この試合、マレーはファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得し、第2・第3セットで1度ずつブレークに成功した。マレーはこの試合、ロブレドに5度のマッチポイントを与えるも、それをすべてしのいで優勝をおさめた。
過去同大会でマレーは、2009年の決勝で
M・ユーズニー(ロシア)を下して大会初の優勝を飾っており、今回は大会5年ぶり2度目のタイトル獲得となった。
先日のエルステ・バンク・オープンでは、決勝で
D・フェレール(スペイン)を下して、大会初優勝と今季2勝目を上げた。
《マレー今季2勝目の記事はこちら》マレーは、27日から行われるBNPパリバ・マスターズに第8シードとして出場し、初戦となる2回戦で
J・ベネトー(フランス)と
ルー・イェンスン(台湾)の勝者と対戦する。
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