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男子テニスで現在世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は、全豪オープン男子シングルス決勝戦でS・ワウリンカ(スイス)に敗れ優勝を逃したが、その大きな原因となった腰の怪我の影響で、今後予定している大会を欠場する事はないとの見方を示している。
全豪オープンに第1シードで出場していたナダルは決勝戦で第8シードのワウリンカに、3-6, 2-6, 6-3, 3-6で敗れ、P・サンプラス(アメリカ)に並ぶ自身14度目のグランドスラム優勝とはならなかった。
試合中に腰を痛めるも、決勝では持ち味のフットワークに精彩を欠き劣勢に立たされたナダル。試合が進むにつれてその状態は悪化し、結局勝利を手にする事は出来なかった。
しかしナダルは、今後出場予定しているクラロ杯、リオ・オープン男子、BNPパリバ・オープン男子、ソニー・オープン男子には予定通り出場すると語っている。
ナダルは2012年のウィンブルドンでまさかの2回戦敗退を喫し、以降は膝の怪我の治療とリハビリのため約7カ月間のツアー離脱を余儀なくされた。
2013年2月に復帰すると17大会に出場し4大会で準優勝、10大会で優勝を飾り、10月には再び世界ランク1位へ返り咲くなどキャリアベストと呼べるシーズンを送っていた。
現在ナダルが診察を受けている医師達からは、抗炎症薬を処方されたりマッサージなどの理学療法を受けて早い改善を促す治療を受けている。現在の状態は大会を欠場するほどの状態ではないとしている。
次にナダルが出場するのは、2月10日からアルゼンチンのブエノスアイレスで行われるクラロ杯。同大会はナダルの他に、世界ランク15位のF・フォニュイーニ(イタリア)、同16位のT・ロブレド(スペイン)、同17位のN・アルマグロ(スペイン)らがエントリーしている。
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