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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)でグランドスラム初の決勝進出を決めた第8シードのS・ワウリンカ(スイス)。もし決勝で第1シードのR・ナダル(スペイン)を下し優勝した場合、グランドスラム初のタイトル獲得と同時に、大会後に発表される世界ランキングで自己最高の3位まで急上昇する。
「本当にびっくり。信じられない。四大大会の決勝戦で戦う日がくるなんて、夢にも思った事はなかった。」と28歳のワウリンカは、25日にレポーターたちに話した。
ワウリンカとナダルの過去の対戦成績は0勝12敗とワウリンカは1度も勝利した事がない。
ナダルとの対戦について、ワウリンカは「彼(ナダル)とはこれまで何度も対戦し、何度も負けてきた。でも、今回もまた挑んでいくよ。何をすべきかわかっている。攻撃的なプレーを展開し、良いサーブを放ち、追い込んでいくつもりさ。」と、話している。
「自分の持つ力を最大限に発揮していく。身体面でも準備はできている。」
決勝でワウリンカがナダルに敗れても、同じスイス勢の第6シードR・フェデラー(スイス)を抜き、スイス人ナンバー1の座を手にする事が確定している。
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