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男子テニスで、5セットマッチでの今季最長時間の試合は、グランドスラムで史上最長となる5時間53分にも及んだ全豪オープン決勝N・ジョコビッチ(セルビア)とR・ナダル(スペイン)戦となった。ジョコビッチは、その他の今季最長試合の上位3試合全てに入っている。
この試合はジョコビッチが5-7, 6-4, 6-2, 6-7 (5-7), 7-5のフルセットで勝利し、優勝を果たした。両者がこなしたゲーム数は55ゲームだった。
試合終了時間は、現地時間で午前1時37分をさしていた。優勝の瞬間、ジョコビッチはその場に倒れこんで喜びを爆発させた。そして、ナダルと抱き合い健闘を称えあうと、ウエアを破り脱ぎ雄叫びをあげながら自らの陣営と喜びを分かち合った。
「僕らは今夜、歴史を作りました。」とジョコビッチは、試合後コメントした。
これまでのグランドスラム決勝での最長記録は、M・ビランデル(スウェーデン)がI・レンドル(アメリカ)を破った1988年の全米オープンでの4時間54分だった。また、全豪オープン決勝での最長記録はビランデルがP・キャッシュ(オーストラリア)を4時間27分で破った1988年大会だった。
この決勝に次ぐ5セットマッチでの今季最長時間の試合は、4時間47分を記録したA・マレー(英国)とジョコビッチの全米オープン決勝戦、3時間49分に及んだナダルとジョコビッチの全仏オープン決勝となった。
《「全米オープン決勝 マレー vs ジョコビッチ戦」過去記事はこちら》
《「全仏オープン決勝 ナダル vs ジョコビッチ戦」過去記事はこちら》
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