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男子テニスツアーのスイス・インドア(スイス/バーゼル、賞金総額193万4300ユーロ、インドアハード)は25日、シングルス2回戦残り5試合が行われ、第2シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第6シードのM・ヨージニ(ロシア)ら準々決勝が出揃った。
世界ランク8位のデル=ポトロは同57位のB・ベイカー(アメリカ)を7-5, 6-1のストレートで退け、順当にベスト8進出を決めた。
この試合を通して10本のサービスエースを記録するなど、ベイカーに1度もブレークポイントを握らせないサービスゲームを展開したデル=ポトロは、第1セットの終盤でベイカーからブレークを奪いこのセットを先取すると、一気に流れはデル=ポトロへ。
第2セットでは3本のダブルフォルトを犯すベイカーを攻めたデル=ポトロが3度のブレークを奪うと、78分の快勝で8強入りを決めた。
この日の勝利で、今季のインドア大会の成績を14勝1敗としたデル=ポトロ。今年は2月のマルセイユ、4月のエストリルで優勝。先週ウィーンで今季3度目の優勝を飾り、2大会連続優勝を狙う。
今季獲得ポイント上位8選手しか出場できないツアー最終戦への残る2枚の切符をも争っているデル=ポトロ。そのポイントレースで7位にいるデル=ポトロは、最終戦出場へ着実とポイントを重ねている。
一方、世界ランク27位のヨージニは同115位のM・エブデン(オーストラリア)を6-3, 6-1で一蹴してベスト8入りを果たした。
ヨージニは第1セットで2回エブデンに握られたブレークポイントを退けると、1度ブレークを奪い、このセットを先取。
第2セットに入ると、1度もブレークポイントをエブデンに与えず、3度のブレークに成功すると、わずか59分で勝利。先週のストックホルム大会に続くベスト8入りとなった。これでヨージニはキャリア通算399勝を飾り、記念となる400勝利目まであと1勝と迫った。
デル=ポトロはM・マトセビッチ(オーストラリア)を6-3, 6-7 (5-7), 6-3のフルセットで下したK・アンダーソン(南アフリカ)と、ヨージニは第3シードのR・ガスケ(フランス)と準々決勝で対戦する。
その他の試合ではB・パイユ(フランス)が予選を勝ち上がったL・クボット(ポーランド)を6-4, 6-4のストレートで、主催者推薦のP・H・マチュー(フランス)が元世界ランク3位のN・ダビデンコ(ロシア)を6-3, 6-7 (2-7), 6-4のフルセットで下し、ベスト8へ名を連ねた。
世界ランク46位のパイユは同ランク67位のクボットに、第1セットで1度ブレークを奪われたが、2度のブレークを奪い先取。第2セットは1度もブレークを許さなかったパイユが1度ブレークに成功し、1時間26分のストレートでクボットを下した。
同101位で主催者推薦を受けてエントリーしたマチューは、同42位のダビデンコに第1セットを先取したものの、第2セットはタイブレークの末にダビデンコに奪い返され、勝敗の行方は第3セットへ。
その第3セットは1度ブレークを許したマチューだったが、2度のブレークに成功し、2時間16分のフルセットで勝利。今季2度目となるATPツアーでのベスト8進出を決めた。
パイユは第1シードで今大会6度目の優勝を狙うR・フェデラー(スイス)と、マチューはG・ディミトロフ(ブルガリア)と準々決勝で顔を合わせる。
この日行われた試合結果は以下の通り。
J・M・デル=ポトロ (2) ○-× B・ベイカー, 7-5, 6-1
M・ヨージニ (6) ○-× M・エブデン, 6-3, 6-1
B・パイユ ○-× L・クボット, 6-4, 6-4
P・H・マチュー ○-× N・ダビデンコ, 6-3, 6-7 (2-7), 6-4
K・アンダーソン ○-× M・マトセビッチ, 6-3, 6-7 (5-7), 6-3
今大会の優勝賞金は33万7900ユーロ。
(翻訳/弓削忠則)
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