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男子テニスツアーのスウェーデン・オープン(スウェーデン/バスタッド、賞金総額35万8425ユーロ、クレー)は初日の9日、シングルス1回戦4試合が行われ、シード勢で唯一登場した第8シードのA・ウングル(ルーマニア)が主催者推薦で出場のT・ロブレド(スペイン)と対戦したが、元世界ランク5位のロブレドが6-4, 6-2のストレートでウングルを退け初戦突破を果たした。
世界ランク99位のウングルは、怪我でツアー離脱していたためにランキングを199位へ落としているロブレドに、第1セットでは2度のブレークポイントを掴むもロブレドに跳ね返され、1度ブレークを許しそのセットを先取されてしまう。
第2セットでは本来のペースを取り戻したロブレドが1度もブレークポイントさえウングルに与えず、序盤でブレークに成功すると5-2とリードした第8ゲームのウングルのサービスゲームでも2度目のブレークに成功してゲームセット。わずか68分の快勝でロブレドが2回戦進出を決めた。
昨年ロブレドは好調なシーズンのスタートを切ったものの、3月のインディアンウェルズでの準々決勝を足の怪我を理由に棄権。ツアー離脱を余儀なくされて数ヵ月後に復帰したものの思うようなプレーが出来ずにいた。今季前半治療と休養に専念し、6月からツアー下部のチャレンジャー大会から復帰し、5月には471位にまで下げていたランキングを徐々に戻していた。
今大会は昨シーズンの『ATPワールドツアー250最優秀大会』に選ばれており、2006年と2008年のチャンピオンであるロブレドが試合前に大会主催者へそのトロフィーの授与を行った。
「我々選手達は、年間を通して世界中を旅しています。その大会の会場へ来てそこが故郷のように感じる事が出来る大会が、この賞に値すると思います。だから自分もこの大会へ投票しましたし、自分の多くの友人もこの大会に投票しているのです。」と、ロブレドは大会への気持ちを語っていた。
2回戦でロブレドはJ・ソウザ(ブラジル)とH・ゼバロス(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
その他の試合では、J・ゾップ(エストニア)が主催者推薦で出場のC・リンデルを6-2, 6-2で、J・ハジェク(チェコ共和国)がF・デルボニスを7-6 (7-3), 6-3で、S・ボレッリ(イタリア)がP・カプデビル(チリ)を7-6 (7-5), 7-6 (7-3)で下し、初戦突破を決めた。
ゾップは第7シードのF・ボランドリ(イタリア)と主催者推薦のM・リダーステッドの勝者と、ハジェクは第4シードのJ・ニエミネン(フィンランド)と、ボレッリは第1シードのD・フェレール(スペイン)と、それぞれ2回戦で顔を合わせる。
なお、上位4シード選手は1回戦が免除されているため、2回戦からの登場となっている。第1シードは先週まで行なわれたウィンブルドンの準々決勝でA・マレー(英国)に惜しくも敗れたフェレールがエントリーしている。以下、第2シードにN・アルマグロ(スペイン)、第3シードにA・ラモス(スペイン)、第4シードにニエミネンと続く。
今大会の優勝賞金は6万4700ユーロ。
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