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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会7日目の2日、男子シングルス3回戦が行われ、第6シードのD・フェレール(スペイン)が第27シードのM・ヨージニ(ロシア)に6-0, 6-2, 6-2のストレートで圧勝するなど、上位陣が4回戦に勝ち進んだ。
試合開始から8ゲームを連取するなど試合の主導権を握ったフェレールは、試合を通して39本もの凡ミスを犯したヨージニにチャンスを与えることなく勝利、1時間41分で4回戦進出を決めた。
「試合を通して集中力を保つことが出来ました。」とフェレール。「良いスタートを切ることがとても大切でしたし、とても高いボールで攻めることが出来ました。すべてのポイントが良かったです。」
30歳のフェレールの今大会での最高成績はベスト8となっているが、今季はクレーコート大会で2度の優勝を果たすなど、このサーフェスで24勝4敗と好成績を記録している。
一方で敗れたヨージニは、第2セット第3ゲームでようやくサービスキープに成功すると、コートに「ソーリー」と書いて会場を沸かせていた。
この件についてヨージニは「多くの観客がいたことが、「ソーリー」と書いた理由だね。僕は彼らに良い試合を見せることが出来なかった。最初の方のプレーは、本当に興味深いものではなかったね。」と、この日のプレーを反省していた。
「どうして彼がそんなことをコートに書いたのか分からないし、こちらからは何も言うことはないよ。」とコメントを残したフェレールは、4回戦でM・グラノジェルス(スペイン)と対戦する。第20シードのグラノジェルスはこの日、P・H・マチュー(フランス)を6-4, 6-4, 1-6, 4-6, 6-1のフルセットで破り、自身初となるグランドスラム4回戦進出を果たしている。
今大会のディフェンディング・チャンピオンで第2シードのR・ナダル(スペイン)は、E・シュワンク(アルゼンチン)に6-1, 6-3, 6-4とストレートで快勝、順当に4回戦に進出している。
1回戦で伊藤竜馬(日本)を破り、2回戦では背中を負傷しながらも逆転勝利を飾っていた第4シードのA・マレー(英国)は、怪我の影響を全く受けていないプレーで勝利、S・ヒラルド(コロンビア)を6-3, 6-4, 6-4で下している。
この他の試合の結果は以下の通り。
J・ティプサレビッチ(セルビア) (8) ○-× J・ベネトー(フランス) (29), 6-3, 7-5, 6-4
N・アルマグロ(スペイン) (12) ○-× L・メイヤー, 6-4, 6-1, 6-2
J・モナコ(アルゼンチン) (13) ○-× M・ラオニチ(カナダ) (19), 6-7 (5-7), 6-3, 6-7 (5-7), 6-3, 6-4
R・ガスケ(フランス) (17) ○-× T・ハース(ドイツ), 6-7 (3-7), 6-3, 6-0, 6-0
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