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女子テニスツアーのストラスブール国際（フランス/ストラスブール、賞金総額/２２万ユーロ、クレー）は２５日、シングルス準決勝２試合が行われ、第２シードのＦ・スキアボーネ（イタリア）がＳ・スティーブンス（アメリカ）に7-5, 6-1のストレートで勝利、今シーズン初となるツアー決勝に駒を進めた。

２０１０年の全仏オープンで優勝し、昨年も準優勝とクレーコートで実績を残してきたスキアボーネであったが、今季のクレーシーズンでは２大会連続で初戦敗退を喫するなど、調子を掴めていなかった。

しかし、今大会のスキアボーネは最初の３試合合計で９ゲームしか失わないなど好調なプレーを続け、この日の準決勝でも第１セットでブレークダウンしながらもストレートで勝利を収めている。

「第１セットは良くありませんでした。あるものを使って、何とかしようとしました。」とスキアボーネ。「今日は風があったので簡単ではありませんでした。風があると、足を動かして堅実にプレーをする必要があります。ベストの方法を探し出して、それを実行するのです。」

一方で敗れた１９歳のスティーブンスは、この日の試合が自身初となるツアー準決勝だった。「最高の１日ではありませんでした。風が強かったのでコートに土がありませんでしたが、それはどうしようもないことです。良い１週間でした。初めてのベスト４は素晴らしい結果です。」と、今大会でのプレーに満足していた。

世界ランク１４位のスキアボーネは、決勝でＡ・コルネ（フランス）と対戦する。同８３位のコルネはこの日、Ｐ・パルメンティエ（フランス）との地元勢対決に4-6, 6-1, 6-3の逆転で勝利、２００８年以来となるツアー決勝進出を果たしている。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。