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男子テニスツアーのモゼール・オープン(フランス/メッツ、賞金総額45万ユーロ、ハード)は22日、シングルス2回戦5試合が行われ、第1シードのJW・ツォンガ(フランス)がM・ロドリゲスに6-3, 6-4のストレートで勝利、順当にベスト8進出を決めた。
4年前に今大会に出場した時には、準々決勝でA・マレー(英国)に敗れていた世界ランク10位のツォンガは、同胞であるロドリゲスから試合を通して3度のブレークに成功すると、1時間16分で快勝した。一方のロドリゲスは、これがキャリア初となるツアー大会での本戦出場だった。
「ここにいることが嬉しいですし、大会の初戦は簡単になることはないのですが、今日は物事が本当に良い方向に進んでいきました。」とツォンガ。「インドアでは久しぶりのプレーでしたが、楽しむことが出来ました。」
今シーズンはウィンブルドンでベスト4、USオープンでベスト8に進出するなど、大舞台でも好成績を残しているツォンガは、ツアー最終戦への出場権争いの真っただ中におり、今シーズンだけの成績でいえば7位に位置している。
今季はまだツアー大会でのタイトルに恵まれていないツォンガは、準々決勝でN・マウー(フランス)と対戦する。「明日はとても攻撃的なプレーをしてくる難しい相手と対戦します。今日の相手とは、とても違います。」とツォンガはマウーについてコメントしている。
世界ランク92位のマウーは、2003年の今大会チャンピオンであるA・クレマン(フランス)を3-6, 7-5, 6-3の逆転で撃破、2009年7月以来となるツアー8大会でのベスト8入りを果たしている。
第2シードのR・ガスケ(フランス)はO・ロクス(ベルギー)を6-2, 6-1で一蹴、わずか64分でベスト8入りを決めている。世界ランク15位のガスケはこの日、ファーストサーブ時には90%の確率でポイントを奪うなど、ロクスを近寄せなかった。
1回戦が免除されていたため、この日の2回戦が今大会の初戦となったガスケは「試合の入り方が良かった。サーブが本当に良かったし、ミスも少なかったと思います。素晴らしい初戦でしたし、明日はもっと難しい試合になると思います。」と試合を振り返った。
この他の試合の結果は以下の通り。
X・マリス(ベルギー) (6) ○-× I・クニツィン(ロシア), 6-4, 6-2
I・シスリング ○-× P・コールシュライバー(ドイツ) (7), 6-4, 7-5
今大会の優勝賞金は7万2600ユーロ。
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