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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ準々決勝、アルゼンチンとカザフスタンの対戦(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー)は7日、シングルス2試合が行われ、ホームのアルゼンチンが連勝を飾り準決勝進出に王手をかけた。
この日の第1試合ではJ・モナコ(アルゼンチン)がA・ゴルベフ(カザフスタン)に6-3, 6-0, 6-4で、続いて行われた第2試合ではJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)がM・ククシュキン(カザフスタン)を6-2, 6-1, 6-2で下している。
土曜日に予定されているダブルスでは、アルゼンチンからJ・I・チェラ(アルゼンチン)/E・シュワンク(アルゼンチン)組が、後がないカザフスタンからはE・コロレフ(ロシア)/Y・シューキン(ロシア)組が出場する。この対戦でアルゼンチンが勝利すると、その時点で準決勝進出が確定する事となる。
本来ならデビスカップの対戦は金曜日から日曜日にかけて行われるが、今回は日曜日にブエノスアイレスで行われる選挙のため、1日早く開催されている。
第1試合でカザフスタンのエースであるゴルベフに快勝したモナコは「僕にとって完璧な日です。トライした全てのことが上手くいきました。全てのブレークポイントで良いプレーが出来ました。これまでのデビスカップで最高の試合でした。」と、自らのパフォーマンスについてコメントを残している。
また母国アルゼンチンに大きな2勝目をもたらしたデル=ポトロは「とても満足しています。観客の中には家族がいたり、友達がいたりと、とても多くの気持ちがありました。彼らはコートの中でも外でも僕を助けてくれました。」とホームでの試合を振り返った。
また2010年に手首の手術を受けているデル=ポトロは今季、2大会でタイトルを獲得するなど、かつて世界ランク4位になった実力を取り戻しつつある。
「なるべく早く、良い状態になるように挑戦しました。これまでも長い道のりでしたが、今でも向上心は忘れていません。今季は良いシーズンを過ごしていますし、これかれ大好きなハードコートシーズンになります。もしトップ10で終われたら、とても良いシーズンになるでしょう。」と、22歳のデル=ポトロは意気込みを語った。
この対戦で勝利した国は、前年度優勝国のセルビアとスウェーデンの勝者と9月16日から行われる準決勝で対戦する。
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