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女子テニスツアーのコレクター・スウェーデン・オープン(スウェーデン/バスタッド、賞金総額22万ドル、クレー)は月曜日に開幕、シングルス1回戦6試合が行われ、この日登場した最上位シードである第3シードのL・サファロバ(チェコ共和国)が敗れる波乱に見舞われた。その波乱の立役者はV・ドロンツ(ロシア)で、サファロバを6-3, 6-4のストレートで下して2回戦に進出した。
世界ランク30位のサファロバは、各セット1度ずつドロンツからブレークを奪ったものの、逆に2度ずつのブレークを許し、同103位のドロンツに76分で敗れてしまった。21歳のドロンツは今年の全豪オープンでは予選を勝ち上がり3回戦に進出すると、全仏オープンでも2回戦進出するなど、年初の140位から先月は自己最高位の95位をマークする伸び盛りの選手。
ドロンツは2回戦でS・シルステア(ルーマニア)とM・ルチッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。
その他のシード勢は順当に初戦突破を決めた。第4シードのL・ドミンゲス=リノ(スペイン)は主催者推薦のE・アルグリンを6-3, 6-4で、第7シードのB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)も同じく主催者推薦のH・メランダーを6-2, 6-3といずれもストレートで退けた。
ドミンゲス=リノはA・パーラ=サントンハ(スペイン)と予選勝者のT・アレフィエバの勝者と、ザーロバ・ストリツォバはJ・クレイバス(アメリカ)を2-6, 7-6 (7-5), 6-1の逆転で倒したA・ヤキモバ(ベラルーシ)と2回戦で顔を合わせる。
その他の試合は、前年度チャンピオンのA・レザイ(フランス)がA・アマンムラドワ(ウズベキスタン)を6-2, 4-6, 6-3のフルセットで、J・ラーソン(スウェーデン)がA・クドリャフツェワ(ロシア)を6-3, 6-1のストレートで破り2回戦へ進んだ。
2連覇を目指すレザイは第8シードのP・エルコグ(スロベニア)とA・タチシュビリ(グルジア)の勝者と、ラーソンは第5シードのV・ドゥシェヴィナ(ロシア)と予選勝者のM・バーテル(ドイツ)の勝者とそれぞれ2回戦を行う。
今大会は世界ランク1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)が第1シードとしてエントリーしている。第2シードには同21位のF・ペネッタ(イタリア)が続いている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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