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男子テニスツアーのセルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、賞金総額41万6650ユーロ、クレー)は27日、シングルス2回戦4試合が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が予選上がりのA・ウングル(ルーマニア)に6-2, 6-3のストレートで勝利、順当にベスト8に進出した。
この日の勝利で世界ランク2位のジョコビッチは、今季の開幕から続く連勝記録を25に伸ばした。この記録は1986年にI・レンドル(アメリカ)が記録した26連勝に次ぐものとなっている。
23歳のジョコビッチは今季すでに全豪オープンを含む4大会でタイトルを獲得しているほか、世界ランク2位の座をR・フェデラー(スイス)から奪っている。ジョコビッチが最後に公式戦で敗退したのは、昨年のツアー最終戦のことで、その時の相手がフェデラーだった。
この日の試合でジョコビッチは、世界ランク175位のウングルに2度のブレークを許したものの、ピンチらしいピンチに直面することなく68分で勝利を収めている。
「ほぼ1年ぶりにクレーでプレーするのは厳しい。」とジョコビッチ。「慣れるまでには、もう少し時間がかかるでしょう。」
この他の試合では、第4シードのA・モンタネス(スペイン)がM・ベレー(ドイツ)に3-6, 6-2, 6-2の逆転で勝利、F・ロペス(スペイン)は主催者推薦で出場のF・ゴンサレス(チリ)に6-4, 7-6 (7-4)で勝利、ともにベスト8入りを果たしている。
第1セットを失ったモンタネスであったが、第2セット第5ゲームから一気に7ゲームを奪う猛攻で試合の流れを掴むと、第3セットでも3-0とリード、そのまま試合を決めた。
第1セットを先取した世界ランク37位のロペスは、第2セット第3ゲームでブレークに成功、ゲームカウント2-1とリードを奪う。しかし、臀部の手術を経て8ヶ月ぶりの復帰戦に臨んでいるゴンサレスがブレークバックに成功すると、このセットはタイブレークに突入する。
タイブレークではゴンサレスも粘りを見せたものの、ロペスが3本目のマッチポイントを決めると、1時間31分で勝利を収めた。
残る試合では、B・カブチッチ(スロベニア)がR・メロ(ブラジル)に7-5, 6-3で勝利、準々決勝でジョコビッチと対戦する事となった。
カブチッチとの対戦を前にジョコビッチは「彼には僕らが14歳くらいの時に負けています。今回はリベンジのチャンスです。」と意気込みを語っている。
この日はダブルス準々決勝1試合も行われており、第1シードのM・グラノジェルス(スペイン)/N・ジモンイッチ(セルビア)が錦織圭(日本)/L・ゾフコ組に6-2, 6-0で快勝、ベスト4入りを決めている。
今大会の優勝賞金は6万6500ユーロ。
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