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女子テニスツアーであるSARラ・プリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリ(モロッコ/フェス、賞金総額22万ドル、クレー)は20日、シングルス2回戦4試合が行われ、第1シードのA・レザイ(フランス)が地元から主催者推薦で出場のN・ララミに6-2, 6-7 (5-7), 4-6の逆転で敗れる波乱に見舞われた。
第1セットでは3度のブレークを許したララミからそのセットを奪ったレザイは、第2セットでも5-1と大きくリードを奪い、勝利を目前としていた。しかしそこからララミが反撃に転じ、そのセットはタイブレークへともつれ込む。そのタイブレークも接戦となったが、ララミが辛うじてそのセットを奪い返すと、勝敗の行方は第3セットへと持ち越された。
その第3セットでは勢いに乗るララミが5-2とリードするも、続く2ゲームをレザイに連取され、続く第10ゲームのララミのサービスゲームも0-30と劣勢に立たされる。しかし地元の声援を受けたララミは、そこから4ポイントを連取して2時間14分で大金星を飾り、自身初となるWTAツアーでのベスト8入りを決めた。
ララミは準々決勝でK・フリッペンス(ベルギー)と対戦する。フリッペンスはこの日、ラッキールーザーのE・ダニリドー(ギリシア)を6-4, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
その他のシード選手は順当に準々決勝へ駒を進めた。第4シードのG・アーン(ハンガリー)が予選を勝ち上がったK・プリスコバを6-4, 6-4で、第7シードのS・ハレプ(ルーマニア)がA・クドリャフツェワ(ロシア)を6-2, 6-4と、いずれもストレート勝利を飾った。アーンとハレプがベスト4進出を懸けて準々決勝を行う。
またこの日は、昨日予定されていた1回戦で、日没のためにこの日へ順延となった3試合も行われた。第8シードのA・コルネ(フランス)とA・フラヴァコバ(チェコ共和国)の一戦は、6-3, 5-3とコルネがリードしたところでこの日へと順延となったが、結局再開されてからコルネが1ゲームを奪い、6-3, 6-3での勝利となった。コルネは2回戦でD・サフィーナ(ロシア)と対戦する。
残りの2試合では、M・ウダン(アメリカ)が第3シードのL・ドミンゲス=リノ(スペイン)を4-6, 6-1, 6-2の逆転で下す金星を飾った。もう1つの試合では、P・エルコグ(スロベニア)がC・シーパース(南アフリカ)に第2セットで1度マッチポイントを握られるも、そこから6-7 (6-8), 7-6 (7-1), 6-2の大逆転で勝利。ウダンとエルコグが2回戦で顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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