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女子テニスツアーであるSARラ・プリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリ(モロッコ/フェス、賞金総額22万ドル、クレー)は19日、シングルス1回戦残り12試合が予定されたが、日没のため消化できた試合は9試合で、この日の第1試合に登場した日本期待の土居美咲(日本)は地元から主催者推薦のN・ララミと対戦。しかしながら、2-6, 5-7のストレートで敗退し初戦で姿を消す結果となった。
第1セットの序盤に5度のブレークポイントを握った土居だったが、その全てをしのいだララミに先にブレークを奪われ追いかける展開となった。その後はブレークバックのチャンスさえ握らせてもらえなかった土居は、2度目のブレークを奪われ第1セットをあっさり先取されてしまう。
第2セットに入ると4度のダブルフォルトを犯したララミから初めてブレークに成功するも、自身のサーブでも第2サーブではわずか38%しかポイントが取れずブレークを許してしまい接戦へ。しかし終盤でまたしてもブレークを奪われてしまった土居は、1時間41分のストレートで敗退となった。ララミは2回戦で第1シードのA・レザイ(フランス)と対戦する。
レザイはこの日、A・ルス(オランダ)を4-6, 6-4, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。今季ここまでインディアンウェルズでの3回戦進出が最高成績のレザイは、出場6大会中4大会で初戦敗退を喫するなど不振が続いていた。この試合でも格下のルスに第1セットを先取され、第2セットも2-4とリードを奪われ悪夢がよぎったが、そこから8ゲームを連取して試合の主導権を握り、2時間33分の接戦の末に2回戦進出を決めた。
また第2シードのY・シュウェドワ(カザフスタン)は予選を勝ち上がったI・C・ベグ(ルーマニア)を6-3, 6-2のストレートで退け、順当に2回戦へ駒を進めた。ベグは今月初旬に行われたマーベリャ大会では、予選を勝ち上がって決勝進出を果たし、その後に発表の世界ランクで初めてトップ100入りを果たしたばかりだった。今大会も予選では1セットも落とさず勝ち上がったが、シュウェドワの壁を突破することはできなかった。
シュウェドワは、主催者推薦で出場のF・エル=アラミを6-3, 7-6 (7-2)のストレートで下したA・ピヴォヴァロヴァ(ロシア)とベスト8進出を懸けて2回戦で顔を合わせる。
その他の試合結果は以下の通り。
E・ダニリドー(ギリシア) ○-× U・ラドワンスカ(ポーランド), 2-6, 7-6 (10-8), 6-4
K・プリスコバ ○-× R・ボラチョーバ(チェコ共和国), 6-7 (5-7), 7-5, 6-3
K・フリッペンス(ベルギー) ○-× S・ソレール・エスピノーサ, 6-3, 6-3
D・サフィーナ(ロシア) ○-× J・クレイバス(アメリカ), 6-1, 6-0
A・ブリアンティ(イタリア) ○-× L・ポウス・ティオ(スペイン), 7-5, 6-2
また、第8シードのA・コルネ(フランス)とA・フラヴァコバ(チェコ共和国)の試合はコルネが6-3, 5-3とリードしたところで日没のため翌日へと持ち越された。加えて、第3シードのL・ドミンゲス=リノ(スペイン)とM・ウダン(アメリカ)の1回戦と、C・シーパース(南アフリカ)とP・エルコグ(スロベニア)の1回戦は試合を開始する前に翌日への順延が決まった。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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