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男子テニスツアーの国別対抗戦のＡＲＡＧ・ＡＴＰ世界チーム選手権（ドイツ/デュッセルドルフ、賞金総額１８９万ユーロ、クレー）は２０日、ラウンドロビン２戦目の２日目の対戦が行なわれ、アメリカがスウェーデンにダブルスで勝利したがシングルスですでに２敗しており、ラウンドロビンでの敗退が決った。

この日アメリカは、Ｍ・フィッシュ（アメリカ）とＳ・クエリー（アメリカ）をダブルスに起用すると、Ｒ・リンドステッド/Ｒ・ソデルリング（スウェーデン）組に2-6, 6-2, [10-3]の逆転で勝利、ディフェンディング・チャンピオンのスウェーデンに一矢報いた。

大会２連覇を目指すスウェーデンは、地元ドイツとラウンドロビン３戦目を行う。この日ドイツはフランスとシングルス１試合を行ない、Ｐ・コールシュライバー（ドイツ）がＪＷ・ツォンガ（フランス）に6-7 (2-7), 6-3, 6-3で勝利したほか、Ｎ・キーファー（ドイツ）/Ｍ・ズベレフ（ドイツ）組がＪ・シャーディ（フランス）/Ｇ・シモン（フランス）組を6-0, 6-4で下し、通算３勝０敗でラウンドロビン２勝目を上げた。

今大会は８カ国によって優勝が争われ、決勝の前に４カ国ずつの予選グループに分かれ総当りのラウンドロビンが行われ、シングルス２試合とダブルス１試合で勝敗が争われる。

レッドグループにはドイツ、スウェーデン、フランス、アメリカが属し、ブルーグループにはアルゼンチン、イタリア、ロシア、そしてセルビアが所属している。

一方のブルーグループでのセルビアとロシアの対戦では、Ｎ・ジモンイッチ（セルビア）/Ｖ・トロイキ（セルビア）組がＥ・コロレフ（ロシア）/Ｓ・フォフク組に6-1, 6-1で勝利、通算３勝０敗とするとともにロシアのラウンドロビン敗退を確定させた。

またアルゼンチンとイタリアの対戦では、Ｍ・ゴンサレス（アルゼンチン）がＳ・ボレッリ（イタリア）に6-3, 5-7, 6-4で勝利すると、続くダブルスでもゴンサレス/Ｊ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）組がＦ・ピカーリ/Ａ・セッピ（イタリア）組に6-2, 6-3で勝利、通算３勝０敗としたアルゼンチンが勝利を決めている。