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男子テニスツアーのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、賞金総額111万250ドル、ハード)は7日、第1シードのR・ナダル(スペイン)がK・ベック(スロバキア)を6-1, 6-2と1回戦に続き圧勝するなど、この日も上位シード勢は揃ってベスト8進出を決めた。
ナダルは1回戦のF・サントロ(フランス)戦の好調を維持し、第1セットはベックから3度のブレークを奪い圧倒して先取した。しかし第2セット序盤でいきなりブレークを奪われ0-2とリードを奪われると一気に集中力を高め、そこから6ゲームを連取して試合に終止符を打った。
「この2試合は非常に良い形でプレーができて、シーズンのスタートとしては最高のものとなった。1回戦が6-0, 6-1で、この日が6-1, 6-2だなんて、全く想像していなかった。」と、これまでの戦いぶりに驚きを見せていた。準々決勝は第5シードのG・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスはこの日、N・デヴィルダー(フランス)を7-5, 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。
第2シードのR・フェデラー(スイス)もA・セッピ(イタリア)を6-3, 6-3と危なげなく退けた。「ここでのプレーは気に入っている。2試合良い形で勝利できてとても気分が良いよ。」と13回のグランドスラム優勝を誇るフェデラーが試合後に語っていた。「昨日より風もおさまり気温も高くなって試合がしやすかった。」と、2005年と2006年に続いて3度目の優勝へ手応えを感じていた。
第3シードで前年度覇者のA・マレー(英国)はP・ペッツシュナー(ドイツ)を6-2, 6-4で、第4シードのA・ロディック(アメリカ)もA・クレマン(フランス)を6-3, 7-5と、いずれもストレートで下し順当にベスト8へ駒を進めた。「今日は安定したプレーができた。サーブの調子には特に満足している。」と、マレーが試合を振り返れば、ロディックも「第2セットは接戦になったけど、主導権は渡さなかった。」と、満足の行く内容だったことを語っていた。
ベスト4入りを懸けて、フェデラーはK・フリーゲン(ベルギー)を6-4, 6-7 (4-7), 6-4で倒した第8シードのP・コールシュライバー(ドイツ)と、マレーはA・ペヤ(オーストリア)を7-5, 6-3で破ったS・スタコフスキ(ウクライナ)と、ロディックはM・ヨージニ(ロシア)を6-2, 6-4で下したV・ハネスク(ルーマニア)とそれぞれ対戦する。
今大会のシングルス優勝賞金は18万3000ドル。優勝獲得ポイントは250。
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