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12月2日から7日にかけて行われるATP主催のシニア・ツアー最終戦である『ブラックロック・マスターズ・テニス』は、イギリスはロンドンで開催され、予選ラウンドロビンで同グループとなったP・サンプラス(アメリカ)とJ・マッケンロー(アメリカ)が3日のイブニング・セッションで対戦する。
引退した男子選手によるこのシニア・ツアーは、4月のスペインはバルセロナ大会から始まり10月のハンガリーはブタペスト大会まで11大会が行われ、今回のロンドン大会は最終戦としてシニアのスター選手8名が出場する。
予選は4名ずつ2グループに分かれてラウンドロビンで戦い、1位同士が決勝戦へ、2位同士が3位決定戦を戦う。グループAには、サンプラス、マッケンローに加えJ・ベイツ、C・ピオリーヌ(フランス)が、グループBにはS・エドバーグ(スウェーデン)、P・キャッシュ(オーストラリア)、G・ルゼッドスキ(英国)、G・フォルジの顔ぶれで争う。
現役時代3度の対戦があったサンプラスとマッケンローは、その全てでサンプラスが勝利しているが、9月のルクセンブルグ大会で49歳にして見事優勝を飾り好調を続けているマッケンローは、「これはサンプラスやエドバーグ、イバニセビッチなど出場選手全員へのメッセージだ。俺は皆より少し年を喰っているが、ロンドンへは負けるために来たんじゃない。」と、大会へ向けて強気な発言をしている。
6月に行われたブラジルのサンパウロ大会で、このシニア・ツアーのデビューを飾り、決勝戦ではM・リオス(チリ)を下して優勝を果たしたサンプラスは、イギリスへは2002年のウィンブルドン以来初めて訪れる。「今日も、10年後も、コートに立つならベストのプレーをして勝ちたいと言う気持ちは変わらないよ。」と、サンプラスも真剣に試合へ臨む意向を表した。
シングルスに加えてダブルスも行われる。そのダブルスには地元イギリスのエースのA・マレー(英国)の兄で、現在ダブルス・ランキング28位のJ・マレー(英国)が特別出場する。2007年ウィンブルドン混合ダブルス・チャンピオンのマレーに加え、H・ルコント(フランス)、M・バーラミ、P・フレミング、M・ウッドフォード(オーストラリア)、A・ヤリードが出場予定。
今季2大会で優勝、2大会で準優勝を飾っているG・イバニセビッチ(クロアチア)は、現在シニア・ランキング1位で今大会へ出場予定だったが、膝の手術が必要と診断され、直前で欠場を表明している。
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