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女子テニスツアーのフォルティス選手権（ルクセンブルグ/ルクセンブルグ、賞金総額２２万５０００ドル、ハード）は２５日、シングルス準決勝を行い、第１シードのＥ・デメンティエワ（ロシア）が、第８シードのＳ・シルステア（ルーマニア）を6-2, 6-2のスコアで勝利、今季５度目となる決勝進出を決めた。

今シーズン、ツアー最多の１１度目の準決勝進出を果たしていたデメンティエワは、わずか１時間で弱冠１８歳のシルステアを撃破した。この日のデメンティエワは、５本あったブレークポイントの全てをブレークに結びつけ、勝負強さを見せた。

成長著しいシルステアは、今月初めのタシケントの大会でツアー初優勝を飾っていたが、準決勝ではベテランのデメンティエワに経験の差を見せつけられた。

今季、ドバイの大会と北京五輪で優勝している２７歳のデメンティエワは、今週はまだ１セットも落としておらず、３試合で失ゲーム数はわずか１２と好調を維持している。

キャリア通算１１度目のタイトルを目指すデメンティエワは、日曜日の決勝で、第４シードのＣ・ウォズニアキ（デンマーク）と対戦する。ウォズニアキは準決勝で第６シードのＮ・リー（中国）を7-6 (7-1), 3-6, 6-2で振り切った。

シルステアと同じく１８歳のウォズニアキは、今季ツアーで３タイトルを手に入れ、世界ランキングを１６位まで上昇させており、ベテラン相手にどこまで攻めきれるか、注目が集まる。

今大会の優勝賞金は３万５０００ドル。