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29連勝で今季7勝目を挙げたナダル |
画像提供: Getty/AFLO |
男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・マスターズ(カナダ/トロント、賞金総額261万5000ドル、ハード)は27日、シングルス決勝が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)が、ノーシードから勝ち上がってきたN・キーファー(ドイツ)を6-3, 6-2で下し、今季7勝目を挙げた。
今季初となるハードコートでのタイトルを獲得したナダルは、連勝記録を29に伸ばすと共に、キャリア30勝目を挙げた。また、B・ボルグ(スウェーデン)とJ・コナーズ(アメリカ)に次ぐ若さでの、キャリア30勝到達も果たしている。
現在世界ランク2位のナダルは、次週のシンシナティ・マスターズで優勝すれば、世界ランク1位の座をR・フェデラー(スイス)から奪える可能性も出てきた。フェデラーはこれまで、234週間連続で世界ランク1位の座に、君臨している。
試合後の会見でナダルは、「全てのサーフェスで勝った。芝でも、ハードでも、インドアでも、クレーでも勝った。だから、ベストのプレーが出来れば、どのサーフェスでも勝てる。」と自信を深めたコメントを残した。
また、世界ランク1位になる可能性については、「誰でもナンバー1になりたい。僕もナンバー1になりたいけど、今はナンバー2だ。でもナンバー2だとしても満足している。なぜなら、普通の状況で、僕のタイトルとランキングポイントならとっくにナンバー1になっているはずだから。だから、僕は1位だろうが2位だろうが、幸せだよ。もし僕が2位なら、それはロジャーのような素晴らしいプレイヤーが僕の前にいるっていうことさ。」と語った。
またトップ15プレイヤーの内、実に13人が出場した今大会を制し、優勝賞金42万ドルを手にしたナダルは、「どの大会も難しい。ここでは2005年にも優勝したことがある。だからここで優勝することは、僕にとってはとても重要なこと。特に今年はね。」とコメントした。
試合は、第1セット序盤にナダルがブレークに成功すると、第9ゲームでもブレークを決め、第1セットを先取すると、続く第2セットでも2つのブレークに成功し、試合を決めた。
敗れた31歳のベテランのキーファーは、「いくつかのポイントは接戦だったけど、活かせなかった。それが違いさ。今日の試合の結果ばかりではなく、今週全体を見るべきだと思う。今週は自分にとって、大きな前進だった。それこそがポイントだ。」と、大会を締めくくった。
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