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男子テニスATPマスターズ・シリーズのBNLイタリア国際男子(賞金総額350万ドル、クレー)は6日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク1位で第1シードのR・フェデラー(スイス)が登場し、G・カニャス(アルゼンチン)を6-3, 6-3の快勝で退けて、3回戦進出を決めた。
今大会は上位8シードが1回戦免除のため、これがフェデラーにとって初戦だった。相手のカニャスには昨年のインディアンウェルズ、マイアミと2大会連続で敗れ、過去2勝3敗と負け越していたが、この日は終始試合をコントロールし、8本のサービスエースを記録し(カニャスは0本)、圧勝のリベンジとなった。フェデラーは昨年大会では3回戦でF・ボランドリ(イタリア)に足元をすくわれたが、今年は3連覇中のR・ナダル(スペイン)を下して初優勝したいところ。
もう1試合の2回戦では、第6シードのA・ロディック(アメリカ)が同胞のM・フィッシュ(アメリカ)を6-1, 6-4で倒し、順当に3回戦へ進んだ。これが今季のクレーでの初戦だったロディックは、順調な仕上がりを見せ、この勝利でフィッシュとの対戦成績を8勝1敗に伸ばした。
1回戦では、かつてのクレー王者で第11シードのC・モーヤ(スペイン)が精彩を欠いたプレーでF・ベルダスコ(スペイン)に3-6, 4-6で敗れる波乱が起きた。また、第15シードのP・H・マチュー(フランス)もI・カルロビッチ(クロアチア)に6-7 (4-7), 2-6で負け、大会を後にした。
そして、今年の全豪オープンファイナリストで第10シードのJW・ツォンガ(フランス)も、同胞のG・シモン(フランス)に2-6, 6-4, 6-7(6-8)で接戦を落とした。膝の怪我でツアー離脱を余儀なくされていたツォンガだが、約6週間ぶりの復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。
第12シードのF・ゴンサレス(チリ)は、シードダウン寸前で踏みとどまり、J・ティプサレビッチ(セルビア)に3-6, 7-6 (7-0), 7-6 (8-6)で勝って2回戦進出を決めた。一方、第14シードのT・ロブレド(スペイン)はJ・I・チェラ(アルゼンチン)を6-4, 6-1で危なげなく下している。
その他の1回戦の結果は以下の通り。
J・C・フェレーロ(スペイン) ○-× N・キーファー(ドイツ), 6-7 (5-7), 6-3, 6-4
J・アカスーソ(アルゼンチン) ○-× D・ツルスノフ(ロシア), 6-4, 6-2
M・アンチッチ(クロアチア) ○-× F・ロペス(スペイン), 6-4, 6-4
N・ラペンティ(エクアドル) ○-× F・ボランドリ, 7-6 (8-6), 2-6, 6-2
S・ボレッリ(イタリア) ○-× O・パシャンス(フランス), 6-0, 6-3
今大会の優勝賞金は55万7千ドル。
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