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ボシュ・ロム選手権(ティア2、賞金総額60万ドル、グリーン・クレー)は金曜日に、シングルス準々決勝を行い、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)が第10シードのA・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-7(9-11), 6-3, 6-2の逆転で振り切り、見事準決勝に駒を進めた。これで今季のシャラポワの戦績は21勝1敗となった。
シャラポワは木曜日の3回戦で、A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)との3時間27分に及ぶフルセットの死闘を制しており、準々決勝は、それに続く熱戦となった。ツアーで18勝している20歳のシャラポワだが、今大会の使用サーフェスであるクレーコートは得意としておらず、クレーの大会ではまだ決勝に進んだことがない。
シャラポワは「クレーの大会で優勝することは、今、私にとって一番の課題。できるだけクレーの大会に出場し、全仏に備えたい。」と話した。今季の全豪で優勝しているシャラポワは、全仏で、グランドスラム大会2連続優勝を狙う。
シャラポワの準決勝の相手は、第16シードL・ダベンポート(アメリカ)で、A・サバイ(ハンガリー)を6-4, 7-6(7-3)で下した。ダベンポートは同大会で3度優勝(1997年、2004年、2005年)しており、通算の戦績は33勝5敗。
両者の過去の戦績は、シャラポワが5勝1敗でリードしており、今季全豪オープンでも対戦し、シャラポワが6-1, 6-3で圧勝している。元女王同士の対戦だけに注目が集まる。
ドローのもう一方の山では、ノーシードの18歳、A・コルネ(フランス)が、同胞で第13シードのV・ラッツァーノ(フランス)を6-4, 6-2で下し、準決勝進出を決めた。
コルネは準決勝で、今大会の2001年の優勝者で第11シードのA・モレスモ(フランス)を6-1, 7-6 (8-6)で破ったノーシードのD・チブルコワ(スロバキア)と対戦する。チブルコワは木曜日に第2シードのA・チャクエタゼ(ロシア)を下しており、今大会で波に乗っている選手の1人となっている。
今大会の優勝賞金は9万5,500ドル。
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