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（カナダ、モントリオール）

ロジャーズ・マスターズ（賞金総額２４５万ドル）は８日、シングルス２回戦を行い、第４シードのＮ・ダビデンコ（ロシア）、第５シードのＡ・ロディック（アメリカ）が３回戦進出を決めた。

先週ソポトの大会で棄権したことで、八百長疑惑の渦中にいるダビデンコだが、この日はＪ・ニエミネン（フィンランド）に6-3, 7-6 (7-5)で勝利した。現在ＡＴＰの調査が行われているが、ダビデンコは試合参加を認められており、３回戦では、Ｓ・ワウリンカ（スイス）を6-4, 6-4で下したＭ・ヨージニ（ロシア）と対戦する。

先週のレッグ・メーソン・テニス・クラシックで今季２勝目を飾ったロディックは、Ａ・クレマン（フランス）に6-1, 7-6 (7-5)でストレート勝ちした。ロディックの３回戦の対戦相手は、この日Ｒ・ハース（オランダ）に6-2, 3-6, 6-1で勝ったＭ・バグダティス（キプロス）と顔を合わせる。

地元アメリカ勢では、Ｊ・ブレーク（アメリカ）が腹筋痛のため、Ｌ・ヒューイット（オーストラリア）との試合前に棄権を申し入れた。また、Ｍ・ラッセル（アメリカ）も第１２シードのＴ・ハース（ドイツ）との試合中、3-6, 0-3としたところで途中棄権している。

またシード選手も敗退しており、今季ウィンブルドン・ベスト４の第８シード、Ｒ・ガスケ（フランス）が6-3, 6-7(7-9), 4-6で逆転負けを喫し、第７シードのＴ・ロブレド（スペイン）はＤ・フルバティ（スロバキア）に2-6, 4-6で屈した。そして、手首の怪我からの復帰戦を行っていた第１３シードのＡ・マレー（英国）も、予選勝ちあがりのＦ・フォニュイーニ（イタリア）に2-6, 2-6で敗れた。第１６シードのＤ・フェレール（スペイン）もＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）に6-7(4-7), 1-6で敗れた。

今大会の優勝賞金は４０万ドルとなっている。