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(イギリス、ウィンブルドン)
ウィンブルドン2日目、女子シングルス1回戦ではM・シャラポワ(ロシア)、J・ヤンコビッチ(セルビア)、A・モレスモ(フランス)ら、上位シード勢が危なげなく勝利をつかみ初戦を突破した。
2004年のチャンピオンで第2シードのシャラポワは、Y・チャン(台湾)を6-1, 7-5で退けた。肩の怪我が完治しないながらも、全仏オープンでは自身初のベスト4入りを果たしたシャラポワ。この日は第2セットでは弱冠17歳のチャンを相手に多少手こずる場面も見えたが、実力に勝るシャラポワが最後はバック・ハンドのクロスへのウィナーで89分の試合に終止符を打った。
「第1セットの出だしはとても良かった。でも、第2セットは同じようには行かなかった。第1セットはセカンド・サーブを攻撃的に攻めれたけど、第2セットはちょっと消極的になってしまった。」と、シャラポワは勝利しながらも反省点を明確にしていた。
第3シードのヤンコビッチはA・ケタボング(イングランド)を6-2, 6-0とわずか55分の圧勝で下した。全仏オープンでもベスト4入りし、今季ここまで好調を続けているヤンコビッチは、初のメジャー・タイトル獲得に期待がかかる。
昨年度覇者で第4シードのモレスモは、J・ジャクソン(アメリカ)を6-1, 6-3で倒し、連覇に向けて幸先のよりスタートを切った。多彩なショットを混ぜながら、積極的にネットにつめるプレーで圧倒したモレスモは、3月に虫垂炎の手術を受け一時期ツアーを離れざるを得なかったが、前哨戦のイーストボーンでは決勝戦でランキング1位のJ・エナン(ベルギー)に敗れはしたものの接戦を演じ調子を上げている。
「(クレーよりも)芝のコートの方が自分に向いていると思う。それに前年度チャンピオンとしての出場も感慨深い。全仏ではあまり気分良くプレーできなかったけど、ここでは違うわ。」と、モレスモは3回戦敗退に終わった全仏オープンよりこのウィンブルドンの方が居心地が良いと語った。
全豪オープンでベスト8入りを果たした第8シードのA・チャクエタゼ(ロシア)はA・クルベール(ドイツ)7-5, 6-3のストレートで倒し2回戦へ駒を進めた。27本のイージー・ミスを犯す不安定なプレーだったが、ウィナーはクルベールの14本に比べ33本と圧倒し、勝利を物にした。
第10シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)はA・パブリュチェンコワ(ロシア)を6-0, 6-1とわずか40分で一蹴し、昨年の4回戦以上の成績を狙う。
全仏ではまさかの初戦敗退となった第11シードのN・ペトロワ(ロシア)もV・キング(アメリカ)を6-0, 6-1と全く寄せ付けなかった。
日本期待のエースで第26シードの杉山愛(日本)も、地元の声援を受けるM・サウス(イングランド)を6-3, 6-2と格の違いを見せつけて15回目の出場で9回目の初戦突破を決めた。
予定されていた第6シードのA・イバノビッチ(セルビア)、森上亜希子(日本)、森田あゆみ(日本)らの1回戦は日没のため水曜日へと順延された。
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