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ATPのラウンドロビン形式に早くも警鐘?

 先週のテニス・チャンネル・オープンは、今年からATPで実験的に採用されたラウンドロビンを交えたトーナメントで試合が行われた。しかし、J・ブレーク(アメリカ)E・コロレフ(ロシア)のどちらがベスト8へ進むかについて決定が二転三転するなど混乱を招き、選手たちから批判が募っている。

 トップシードのブレークは、ラウンドロビン1回戦ではコロレフに敗れた後、2回戦でJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)と対戦し、そこで失ゲーム5以下のストレート勝ちを収めればベスト8進出ができることがわかっていた。しかし、デル・ポトロは試合中呼吸困難に陥り、ブレークが6-1, 3-1とリードしたところで棄権。結局ブレーク、デル・ポトロ、コロレフの3人がそれぞれ1勝のタイで並んだが、棄権したデル・ポトロは2試合を完了したとみなされず、この状況では、ルール上は残るブレークとコロレフの対戦での勝者、つまりコロレフが8強に進むこととされた。

 しかし、そこでATPのCEOであるE・ドビエルスから送られたメッセージは、「ATPとしてルール説明の不十分に責任があったが、今回の件については、ブレークが明らかに勝っていたと思われる試合内容だったため、コロレフではなく、ブレークがベスト8に進出する。」との発表。それには、当のコロレフだけでなく、今大会に出場していたL・ヒューイット(オーストラリア)M・サフィン(ロシア)らも大抗議した。すると、その結果か翌日にはATPもその決定を覆し、「混乱を招く発表を行ったことを陳謝する。」と、コロレフが8強入りすることを再度表明した。

 このような微妙な状況から勝者を決めるためのルールが複雑だとの批判もあるが、それ以上に明らかにルールを曲げてまで「人気選手」を優遇しようとしたATPへの反発も大きいようだ。
 サフィンは、「これは言語道断。特にこれから伸びるコロレフのように若い選手が、ATPの幹部の決定で一方的に権利をそがれるのを見るなんて、許せない。」と、怒り心頭に達する勢いで抗議していた。
 ヒューイットも、ブレーク対デル・ポトロ戦を前に誰がどうなればベスト8に進むかについての説明があり、デル・ポトロが棄権すればその時点でコロレフの8強進出が決まるとのルールを理解していたと言う。「それなのに、『事前の説明が不十分だった』からと言う理由で、ルールを大会途中に変更するなんて、あってはならないことだ。」と、激怒していた。
 この週はドバイで優勝し、連勝記録更新中のR・フェデラー(スイス)も、「前から言っているように僕はラウンドロビン形式そのものに反対だ。その形式がテニスに即していないということが理解されるまでもなく、運営そのものに破綻が生じているのは見るに耐えない状況だ。」と、語気を強めていた。

 これに対しドビエルスは、「新たな試みを行うには失敗がつき物だ。今回はブレークに関してその問題が発生したが、大事なのはそれを教訓として今後に活かすことだと思う。ラウンドロビン形式に批判的な声が多いのは承知しているが、一方でファンや大会開催者などの多くはそれを歓迎しているのも事実だ。ルールについてもあらゆる状況を想定して策定したが、実際に何が起こるか、それにどう対応するかは、やってみないとわからない点もある。それが実験というものだ。」と、弁明するに留まった。
 ATPでは今月22日にマイアミで役員会が開催され、そこでは当然ながらこの件で相当の議論が交わされることとなりそうだ。

(2007年3月7日10時24分)
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