HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(スイス、グシュタード)
スイス・オープン(賞金総額49万5千ドル、クレー)は日曜日決勝が行われ、第7シードのR・ガスケ(フランス)が第6シードのF・ロペス(スペイン)を7-6 (7-4), 6-7 (3-7), 6-3, 6-3で下し、見事優勝した。
20歳のガスケは、ウィンブルドンでは第1シードのR・フェデラー(スイス)に1回戦負けを喫したものの、前哨戦のノッティンガムでは見事優勝を果たしており芝での強さは証明済みだった。クレーの今大会でも第2シードのG・ガウディオ(アルゼンチン)も下しており、まさにオールラウンダーぶりをいかんなく発揮してみせた。ノッティンガムでの2連覇に続き、今回の優勝でツアー3度目のタイトルを手にしたガスケは、ここ最近の11試合で10勝を挙げている。
最近の好調ぶりについてガスケは「もう怪我には悩まされなくなった。ノッティンガムでも優勝でき、この3週間で2つのタイトルを獲得できたなんて信じられないね。ここでは完璧なプレーができた。残りのツアーシーズンに向けて、自信がついたよ。」と力強く話していた。
一方惜しくも敗れたロペスは、準々決勝で第1シードのI・リュビチッチ(クロアチア)を下し、準決勝で予選勝ち上がりのM・チリッチ(クロアチア)に苦戦はしたものの7-6 (7-2), 6-7 (5-7), 6-3で倒しての決勝進出だった。これでロペスのツアー決勝での成績は1勝3敗となった。ロペスは2004年のベトナムの大会でツアータイトルを獲得しており、ツアー決勝進出は2005年8月のニューヘーブン以来だった(J・ブレーク(アメリカ)に敗れ準優勝)。
ロペスは「今週はとても重要な1週間だった。試合に勝てず、自信を失った状態での参加だったからね。残念ながら準優勝だったけど、自分にとっては大きな収穫だった。この結果が、これからの大会に自信を与えてくれることを願っているよ。」と、話していた。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.