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(モナコ、モンテカルロ)
モンテカルロ・マスター大会(賞金総額245万ドル)2日目の火曜日は残りのシングルス1回戦などが行われ、昨年覇者で2連覇を狙う第2シードのR・ナダル(スペイン)や第4シードI・リュビチッチ(クロアチア)などが登場した。
19歳のサウスポー、ナダルはA・クレマン(フランス)を6-4, 6-4のストレートで下し、連覇へ向けて好スタートを切った。昨年の決勝戦ではG・コリア(アルゼンチン)を下してマスター大会初の優勝を遂げたナダルは、同年4月8日のバレンシアでの準々決勝でI・アンドレエフ(ロシア)に敗れて以来、クレーではこれで37試合連続勝利となった。
「今日は今年クレーで初めての試合で、ちょっと緊張してあまりいいプレーができなかった。でも練習も十分にできているし、段々調子も上がっていくと思う。」と、ナダルはこれから本格化するクレーシーズンに向けて、まずまずの出だしだったようだ。
現在世界ランキング2位のナダルは、先月のナスダック100オープン2回戦で、同胞で交友の熱いC・モーヤ(スペイン)に敗れてから今大会まで試合には出場していなかった。今季これまでの成績は12勝3敗だが、3月初めのドバイでは決勝戦でトップ・シードのR・フェデラー(スイス)を下す殊勲を上げて優勝しており、その試合はフェデラーの今季唯一の敗戦となっている。
昨年はクレー大会で優勝が続き、今後そのポイントの防衛というプレッシャーが重くのしかかってくるナダルだが、「それよりも今は現在8位にいるレース・ランキングで上に行くことを目指しているから、去年のポイントの防衛はあまり気にしていない。」と、目標を明確にしているようだ。
ナダルの2回戦の相手は、主催者推薦で出場しているモナコ在住のJ・リスナール(フランス)で、この日筋肉の痙攣を起こしながらも粘りのあるプレーをしたA・マレー(英国)を4-6, 7-6(7-5), 7-5の3時間7分に渡る逆転劇で下しての勝ち上がりだった。
第4シードのI・リュビチッチは6-3, 4-6, 6-2でアンドレエフを退け、今季の成績を28勝4敗へと伸ばした。次は、P・スリチャパン(タイ)を6-1, 7-5で破ったF・セラ(フランス)と3回戦進出をかけて争う。
第6シードのコリアもM・ヨージニ(ロシア)を6-3, 6-1で倒しP・H・マチュー(フランス)と2回戦で顔を合わせる。マチューはこの日の1回戦で、かつて2度のグランドスラムで優勝経験のあるM・サフィン(ロシア)を6-0, 7-5で破っている。第2セットでは粘りを見せたサフィンだが、2日ほど前に体調を崩しており、その影響もあり必ずしも万全のプレーができなかったようだ。
上位シード勢で、この日唯一シードダウンとなったのは第5シードのN・ダビデンコ(ロシア)で、R・ソデルリング(スウェーデン)に3-6, 6-2, 4-6と競り負けを喫してしまった。ソデルリングは2回戦で予選通過のP・スタラーチェ(イタリア)と3回戦への切符を争う。
その他、第12シードのF・ゴンサレス(チリ)もモーヤを6-3, 3-6, 6-1で退けF・ロペス(スペイン)と2回戦で戦う。ロペスはV・ハネスク(ルーマニア)を6-4, 4-6, 7-6(7-2)の接戦を制しての勝ち上がり。
第16シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)もF・サントロ(フランス)を6-2, 6-4と危なげなく下し2回戦へ進んだ。2回戦では主催者推薦のG・シモン(フランス)と対戦する。シモンは先週のスペインはバレンシアの大会で準優勝を上げる活躍をしたばかり。
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