男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は11日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク47位のQ・アリス(フランス)を6-3, 7-6 (8-6)のストレートで下し初戦突破を果たした。
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27歳のフリッツは今季、クレーコートシーズンでは3勝4敗と思うような成績を残せず、6月9日に更新されたATP世界ランキングでは順位を4下げて7位に後退した。
そのフリッツが同大会に出場するのは2年ぶり4度目。初出場となった2016年では2回戦で当時世界ランク3位だったR・フェデラー(スイス)にフルセットの激闘の末に敗れた。
今大会から芝コートシーズンに臨んだフリッツは初戦の2回戦で28歳のアリスと顔を合わせた。
この試合の第1セット、第2ゲームでいきなりブレークに成功したフリッツは、サービスゲームではわずか5ポイントしか失わずに安定してキープを重ね先行する。
続く第2セットでは両者キープが続きタイブレークに突入。互いに譲らない展開が続くも、2度目のマッチポイントを取り切ったフリッツが勝利を収めた。
試合後、フリッツは「みんなが『2016年にもここでプレーしたよね』って言ってくるんだ。それが10年前のことみたいに感じて、歳を取った気分になるよ」と冗談交じりに語った。
「でも本当に久しぶりだし、自分は大きく成長したと思う。あのロジャー(フェデラー)との試合は、今でも完璧に覚えている。久しぶりに戻ってこられて嬉しいよ」
勝利したフリッツは準々決勝で予選勝者で世界ランク112位のM・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。フチョビッチは2回戦で同81位のA・リンデルクネシュ(フランス)を下しての勝ち上がり。
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