錦織が日本勢トップ復帰、綿貫も急上昇

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左から錦織圭と綿貫陽介
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスの3月17日付ATP世界ランキングが更新され、前週のアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)で4強入りを果たした錦織圭が順位を12上げ64位となり、約2年9ヵ月ぶりに日本勢トップに返り咲いた。そして前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で初の16強入りした綿貫陽介が順位を135上げ日本勢トップ10に返り咲いた。

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35歳で元世界ランク4位の錦織は今月、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に出場し、1回戦でJ・ムナル(スペイン)を下して公式戦で約1ヵ月ぶりの白星を飾った。2回戦ではU・アンベール(フランス)に屈し、3回戦進出とはならなかった。その後、錦織は前週のアリゾナ・テニス・クラシックに出場すると準決勝に進出。準決勝では18歳の新星J・フォンセカ(ブラジル)に敗れ決勝進出とはならなかったが、4強入りを果たした。

今回の世界ランキング更新ではこの2大会で獲得したポイントが加算され、錦織は順位を12上げ64位に浮上。68位となった西岡良仁を抜き、2022年6月以来、約2年9ヵ月ぶりに日本勢トップに立った。

26歳の綿貫は、BNPパリバ・オープンで予選2試合を勝ち抜き初の本戦入り。本戦1回戦では世界ランク82位のA・ブブリク(カザフスタン)を撃破し初戦突破。続く2回戦では第19シードのT・マハツ(チェコ)と対戦したが、綿貫から4-6, 4-2の時点でマハツが棄権を表明し、3回戦進出を決めた。さらに3回戦では第16シードのF・ティアフォー(アメリカ)をストレートで破り「ATPマスターズ1000」初のベスト16進出という快進撃を続けるも、4回戦で同43位のT・フリークスポール(オランダ)に敗れベスト16で敗退した。

3月17日付ATP世界ランキングの日本勢上位10選手は以下の通り。
※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント

■64位[ ↑12 ]…錦織圭
873ポイント(793ポイント)

■68位[ ↓3 ]…西岡良仁
859ポイント(866ポイント)

■119位[ ↓3 ]…ダニエル太郎
485ポイント(508ポイント)

■154位[ ↑6 ]…内山靖崇
375ポイント(365ポイント)

■155位[ ↓9 ]…望月慎太郎
374ポイント(404ポイント)

■181位[ - ]…トゥロター・ジェームズ
317ポイント(317ポイント)

■188位[ ↑4 ]…島袋将
304ポイント(304ポイント)

■196位[ ↑1 ]…清水悠太
291ポイント (295ポイント)

■214位[ ↑135 ]…綿貫陽介
264ポイント(155ポイント)

■227位[ ↑1 ]…野口莉央
245ポイント(245ポイント)


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(2025年3月17日20時31分)
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