3連覇狙う第1シード下し決勝へ

ゲッティイメージズ
ブブリク(全豪オープン)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)は日本時間16日(現地15日)、シングルス準決勝が行われ、世界ランク82位のA・ブブリク(カザフスタン)が第1シードで大会2連覇中のN・ボルジェス(ポルトガル)を6-3, 6-4のストレートで破り、同大会では初の決勝進出を果たした。

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同大会はチャレンジャー大会ながら、優勝すると175ポイントを獲得できるハイグレードのツアー下部大会となっている。

27歳のブブリクは同大会2年ぶり2度目の出場。今大会は準々決勝で世界ランク79位のC・ムーテ(フランス)を逆転で破り、初の準決勝へ駒を進めた。

一方、世界ランク36位のボルジェスは2023年、2024年と大会2連覇中。今大会は準々決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同261位のC・スミス(アメリカ)をストレートで下し、同大会3連覇に向け順調にベスト4に進出した。

両者は昨年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)2回戦で対戦しており、この時はボルジェスが6-4,6-4のストレートで勝利している。

両者2度目の顔合わせとなった準決勝、ブブリクは16本のサービスエースを決め、ファーストサービス時のポイント獲得率は81パーセントを記録。1度ブレークを許したブブリクだったが、自身は3度のブレークに成功し、迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでは1度目のマッチポイントをものにして1時間5分で勝利を収めた。

勝利したブブリクは決勝で18歳で世界ランク80位のJ・フォンセカ(ブラジル)と対戦する。フォンセカは準決勝で同76位の錦織圭をストレートで下しての勝ち上がり。


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(2025年3月16日17時10分)
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