錦織圭は完敗「ずっと悪かった」

男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ファイナル予選１回戦「日本vsイギリス」（日本/兵庫、ブルボンビーンズドーム、ハード）は３１日、第２試合のシングルスが行われ、世界ランク７０位の錦織圭は同７７位のＪ・ファーンリー（イギリス）に3-6, 3-6のストレートで敗れ、日本は１勝１敗で初日を終えた。試合後の会見で錦織は「今日は自分がずっと悪かった」と語った。

＞＞【動画】錦織圭 ストレート負けで日本1勝1敗に、試合終了の瞬間＜＜

＞＞綿貫 陽介/柚木 武 vs スクプスキ/ソールズベリー 1ポイント速報＜＜

＞＞西岡 良仁 vs ファーンリー 1ポイント速報＜＜

＞＞錦織 圭 vs ハリス 1ポイント速報＜＜

ファイナル予選１回戦では２４ヵ国がホーム、もしくはアウェイで対戦する。試合は１日目にシングルス２試合、２日目にシングルス２試合とダブルス１試合を行い、先に３勝した方が勝利となる。

日本とイギリスの勝利国は９月に行われる予選２回戦でドイツかイスラエルと対戦。そこで勝利すれば、１１月にイタリアで開催されるファイナル８進出が決定する。

日本は今回の一戦に、世界ランク６７位の西岡良仁、同７０位の錦織、同１４３位の内山靖崇、同３４１位の綿貫陽介、ダブルス世界ランク１４４位の柚木武の５名で臨む。

一方、イギリスは世界ランク７７位のファーンリー、同１２９位のＢ・ハリス（イギリス）、同３８８位のＧ・ハッシー（イギリス）、ダブルス世界ランク１６位のＮ・スクプスキ（イギリス）、同４３位のＪ・ソールズベリー（イギリス）の５名。

第１試合のシングルスでは、西岡がハリスをストレートで下し日本が１勝を挙げ第２試合を迎えた。

第２試合では錦織とファーンリーが対戦。この試合、錦織はファーストサービス時のポイント獲得率が５５パーセントに留まり相手に４度のブレークを許す。リターンゲームでは１度しかブレークを奪うことができなかった錦織は１時間２０分のストレート負けで完敗となり、日本は１勝１敗で初日を終えた。

錦織は会見で試合を振り返った。

「自分もあまり良くなかったですけど、相手がかなり良いプレーをしていたと思います。自分のサーブが入らずそれにかなり苦戦した感じです。リズムがなかなか作れなかったので、それが結構大きな原因だったと思います」

「今日は自分がずっと悪かったので、リードも一瞬ありましたけど、あまりなかったという面で、ずっと楽にプレーさせてたっていうのはあります。（相手の）サーブが良かったのと、かなりプレーも攻撃的に来ててちょっと自分が焦ってしまう場面だったり、そもそもあまり感覚がつかめず最後まで気持ちよく今日はプレーできなかったです。もう少し我慢して繋いだり、作戦変えたりできればよかったですけど、それをする間もなく負けちゃった感じです」

日本は予選２回戦進出をかけ、明日、残りの３試合に臨む。

【３１日（金）】
第１試合
西岡良仁 7-5, 6-1 ハリス

第２試合
錦織圭 3-6, 3-6 ファーンリー

【１日（土）】
第３試合（１２時開始予定）
綿貫陽介/ 柚木武 vs スクプスキ/ ソールズベリー

第４試合
西岡良仁 vs ファーンリー

第５試合
錦織圭 vs ハリス

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