女王下し2連勝 最終戦4強へ

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4強入りを決めたガウフ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのWTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)は5日、シングルスオレンジグループの第2戦が行われ、第3シードのC・ガウフ(アメリカ)が第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を6-3, 6-4のストレートで破り2勝目をあげるとともに、第3戦を前にベスト4進出を決めた。

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同大会は今季の獲得ポイントで上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。

20歳で世界ランク3位のガウがWTA最終戦に出場するのは3年連続3度目。2022年は予選ラウンドロビンで敗れたものの、昨年は4強入りしている。

今大会は第1戦で第6シードのJ・ペグラ(アメリカ)を下し初戦を白星で飾った。一方、昨年女王であるシフィオンテクは第1戦で、第8シードのB・クレチコバ(チェコ)を逆転で破って勝利。この日の第2戦は、勝利した方がベスト4入りを決める試合となった。

第2戦、サービスが絶不調のガウフは11本ものダブルフォルトを犯すなど不安定なサービスゲームとなったが、ストロークではシフィオンテクに対して終始優位に展開。2度のブレークを許したものの、リターンゲームでは計5度のブレークに成功し1時間48分で勝利した。

女子テニス協会のWTA公式サイトにはガウフのコメントが掲載されている。

「イガ(シフィオンテク)との対戦は、私にとってタフなのは明らかだけど、試合を通して自分のプレーができたことにとても満足している。それに、観客の雰囲気も良かったしね。とてもエキサイティングだった。今日は勝ててよかった」

2連勝を果たしたガウフは4強入りが決定したものの、オレンジグループのもう一戦ではクレチコバがペグラに勝利。ペグラは敗退が決まったが、クレチコバは1勝1敗としたため、第3戦のガウフvsクレチコバの結果次第ではグループ2位で勝ち抜ける可能性がある。

一方、敗れたシフィオンテクは1勝1敗とし第3戦のペグラ戦を迎える。

【WTAファイナルズ・リヤドの組合せ】

●パープルグループ
A・サバレンカ 2勝
J・パオリーニ(イタリア) 1勝1敗
E・ルバキナ(カザフスタン) 2敗
ジェン・チンウェン(中国) 1勝1敗

●オレンジグループ
シフィオンテク 1勝1敗
ガウフ 2勝
ペグラ 2敗
クレチコバ 1勝1敗

※クレチコバはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で優勝し、年間獲得ポイントで上位20位に入ったため出場。


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