男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は13日、ダブルス準決勝が行われ、A・ズベレフ(ドイツ)/ M・メロ(ブラジル)組がM・アレバロ(エルサルバドル)/ M・パビッチ(クロアチア)組を6-7 (3-7), 7-5, [10-7]の逆転で破り、ペアとして初の決勝進出を果たした。また、ズベレフにとっては優勝した2019年2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)以来 約5年2か月ぶりのダブルス決勝となる。
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今大会のシングルスに第5シードとして出場したズベレフは初戦となる2回戦で世界ランク44位のS・オフナー(オーストリア)を下し初戦突破を果たすも3回戦では第12シードのS・チチパス(ギリシャ)に5-7, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、8強入りとはならなかった。
それでも40歳のメロとペアを組んで出場した同大会のダブルス1回戦ではF・セルンドロ(アルゼンチン)/ T・M・エチェベリー(アルゼンチン)組、2回戦では第4シードのR・ラム(アメリカ)/ J・ソールズベリー(イギリス)組、準々決勝でT・フリッツ(アメリカ)/ H・ルーネ(デンマーク)組を下し4強入りした。
準決勝、開始からサービスキープが続くとズベレフ/メロ組が第11ゲームでブレークに成功。直後の第12ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるもここでブレークバックを許しタイブレークにもつれ込む。2度のミニブレークを許したズベレフ/メロ組は追いつくことができず先行される。
続く第2セット、第7ゲームで先にブレークを許しゲームカウント3-5とリードされたズベレフ/メロ組だが直後の第9ゲームから怒涛の4ゲーム連取で1セットオールに追いつく。迎えた10ポイントのマッチタイブレークは一進一退の展開となるも4度のミニブレークを奪ったズベレフ/メロ組が1本目のマッチポイントをものにし1時間55分の熱戦を制した。
勝利したズベレフ/メロ組は決勝でS・ジレ(ベルギー)/ J・フリーゲン(ベルギー)組と対戦する。ジレ/フリーゲン組は準決勝で第3シードのM・グラノジェルス(スペイン)/ H・セバリョス(アルゼンチン)組を7-5, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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