スーパーショットも世界1位敗退

ゲッティイメージズ
敗退したカルロス・アルカラス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は11日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのC・アルカラス(スペイン)は第12シードのT・ポール(アメリカ)に3-6, 6-4, 3-6のフルセットで敗れ、大会初のベスト4進出とはならずマッチ連勝記録は14でストップした。敗れたアルカラスだが、この試合の第2セット、股抜きスーパーショットを決め会場を沸かせた。

>>【動画】世界1位アルカラスのスーパーショット、相手反応できず<<

>>モンフィスらナショナル・バンクOP組合せ・結果<<

ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではN・ジョコビッチ(セルビア)を決勝で倒しタイトルを獲得した20歳のアルカラス。ナショナル・バンク・オープンへの出場は昨年に続き2度目で、前回大会は初戦でポールに屈していた。今大会、初戦となった2回戦では世界ランク41位のB・シェルトン(アメリカ)、3回戦で第15シードのH・フルカチュ(ポーランド)を下し、8強入りを決めた。

準々決勝の第1セット、第1ゲームでブレークを許したアルカラスは4度のダブルフォルト、7本のアンフォーストエラーを犯すなどギアが上がらず。1度のブレークを返したものの、その後2度のブレークを奪われ、先行される。

それでも続く第2セット、13本のウイナーを決めるなどファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。第6ゲームでは股抜きスーパーショットを披露し会場を沸かせたアルカラスはリターンゲームで1度のブレークを奪い、1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、第1・第2ゲームで互いにブレークポイントを掴むも活かせず。サービスキープが続くもアルカラスは第6ゲームでブレークを許し、2時間20分の激闘の末に力尽きた。

勝利したポールは準決勝で第7シードのJ・シナー(イタリア)と世界ランク276位のG・モンフィス(フランス)の勝者と対戦する。

同日には世界ランク18位のA・デ ミノー(オーストラリア)と同37位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が4強に駒を進めている。

[PR]「男子テニスATPツアー マスターズ1000 トロント」をWOWOWオンデマンドでライブ配信

8/28~9/11 全米オープンテニス WOWOWで連日独占生中継!WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定


■WOWOWオンデマンドはこちら>




■関連ニュース

・ジョコらとアルカラスの違いに言及
・マレー、アルカラス活躍を予言
・アルカラス「勝てないと思った」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2023年8月12日11時22分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)