逆転有罪で18ヵ月出場停止

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ミカエル・イメル
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男子テニスで世界ランク51位のM・イメル(スウェーデン)が18日に自身のツイッターを更新。昨年1月に疑いをかけられたアンチ・ドーピング規則違反で逆転有罪処分を受け18ヵ月の出場停止処分を受けたことを発表した。

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24歳のイメルは今季ATPツアーで3度ベスト8に進出。前週行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではベスト32を記録するなど安定した成績を残していた。

イメルは2022年1月に12ヵ月間で3回のドーピング検査を欠席した疑いをかけられ告発されたものの昨年6月に無罪判決を受けていた。

今回、イメルはツイッターを更新しこの決定が覆されたことを報告し心境をつづった。

「2022年1月、ITF(国際テニス連盟)は私を12ヵ月間に競技会外でのドーピング検査を3回欠席したという理由でアンチ・ドーピング規則違反の可能性があるとして告発した。私は公聴会でこの告発と争い、2022年6月に3人の仲裁人からなる独立した法廷で潔白が証明された」

「ITFは、私を潔白とした3人の独立した仲裁人が独自の規則に基づいて任命されたという事実にもかかわらず、この決定を不服としスポーツ仲裁裁判所に私がすでに潔白とされたことと同じ事実について、異なる決定を下すよう求めた」

「昨日、私はスポーツ仲裁裁判所から、禁止薬物を使用したこともなければ使用による告発を受けたこともないにもかかわらず、プロテニス界から18ヵ月の出場停止処分を受けたことを知らされた」

「すでに一度潔白が証明され、3回の検査違反が行われてはいないという事実を心から信じているにもかかわらず、再び私を裁き有罪にするという決定は不当だと思う。その上、18ヵ月の出場停止処分が妥当だと判断したことも理解しがたい」

「私たちのスポーツの完全性を守るために、このようなルールが設けられていることは理解している。しかし、私はこれらの規則を破ったとは思っていないし、神に誓って私の良心は明確である」

なお、イメルは17日に開幕したEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)に第7シードとして出場する予定となっていたが欠場を余儀なくされた。




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(2023年7月18日19時32分)
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