ジョコ 米2大会欠場も「後悔ない」

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ノヴァーク・ジョコビッチ(ドバイ選手権)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)は21日、アメリカのニュースチャンネル『CNN』のインタビューに応じ、今月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)の2大会の出場が叶わなかったことについて言及している。

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35歳のジョコビッチは今季、開幕戦のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)、その後の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でタイトルを獲得。マッチ12連勝でドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)に臨んだものの、準決勝でD・メドベージェフに敗れている。

ジョコビッチはその後、今月8日からスタートしたBNPパリバ・オープンとその翌週のマイアミ・オープンに出場するためアメリカ入国に際し必要な新型コロナウイルスのワクチン接種の証明書の提出免除を求める要求。しかし、出場の許可は下りず、アメリカの「ATPマスターズ1000」2大会欠場が決定した。

ジョコビッチは2年連続の欠場についてインタビューに応じ「後悔はしていないよ。僕は人生を通して、後悔したら前に進めなくなる、そして過去に縛られるようになると学んだ。僕はそんなことはしたくない。でも、未来を考えすぎるのも嫌だね。もちろん、良い未来にするために未来のことは考えるけどね」と語った。

「インディアンウェルズとマイアミでプレーできなかったのは残念。これらの大会は大好きなんだ。あそこではたくさんの成功を収めたからね。でも同時に行けない可能性があることは分かっていた。今は、今年の全米オープンに向けて、状況が変わることを望んでいる。それは、僕にとってアメリカの地での最も重要な大会だからね」

「僕は本当にそこ(全米オープン)でプレーしたい、そこにいたいんだ。2021年の決勝でメドベージェフに負けたときは、おそらくニューヨークの観衆と過ごした最高の瞬間の1つだと思う。そして、僕は幸運にもこの大会で3度優勝し、多くの決勝戦を戦うことができた。その試合では負けたけども、たくさんの愛と感謝を受けたので、また戻って、その観客と再会したい。だから、それは僕が楽しみにしているし、そうなることを願っているよ」

また、BNPパリバ・オープンを制したアルカラスが世界ランキング1位を奪還したことについて「僕はアルカラスを祝福する。彼はNO.1に返り咲くに値する」とコメントしている。

ジョコビッチは今後、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、クレー、ATP1000)への出場を予定している。

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(2023年3月23日15時51分)
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