ティーム「悪くはなかった」

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ドミニク・ティーム
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テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は29日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク211位のD・ティーム(オーストリア)は第12シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)に5-7, 1-6, 7-5, 3-6で敗れ、初戦で姿を消した。

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2020年の全米オープンで初のグランドスラム優勝を飾った28歳のティームは、今回が2年ぶり8度目の出場。昨年6月に右手首を負傷して以降ツアーを長期離脱し、今年の3月に復帰を果たした。

一方、世界ランク15位のカレノ=ブスタは全米オープンに9度目の出場で、2017年と2020年に4強入りを果たしている。2020年の準決勝ではA・ズベレフ(ドイツ)を2セットアップと追い込みながらも6-3, 6-2, 3-6, 4-6, 3-6で逆転負けを喫した。また昨年は1回戦で当時世界ランク151位のM・クレッシー(アメリカ)に、7-5, 6-4, 1-6, 4-6, 6-7(7-9)の死闘の末に敗れている。

ティームとカレノ=ブスタは、今回が3年ぶり8度目の対決で、ティームが7戦7勝と圧倒している。

ティームはオープニングゲームでブレークを奪う絶好のスタートを切るも第8ゲームでブレークバックを許すと、第12ゲームもキープできず、カレノ=ブスタが第1セットを先取する。

勢いに乗るカレノ=ブスタは第2セット、一気に5ゲームを連取し、2セットアップとする。

続く第3セット、ティームが息を吹き返す。先にブレークを奪いスコアを先行し、最後は第12ゲームをブレークして1セット取り返す。

ティームの挽回に期待がかかった第4セット、序盤は互いにサービスキープをするも、カレノ=ブスタが第5、第9ゲームでブレークに成功し、2回戦へ駒を進めた。

試合後の会見でティームは、「試合全体を通して、決して悪くはなかったと思う。おそらくインテンシティとショットの面ではパリ以来、最高の出来だと思う」と語った。

「この試合からは多くの良いものを得ることができたよ。今日、僕が勝者候補だと思っていた人は、みんな現実離れしていたと思う」

「つまり、パブロは素晴らしいシーズンを送っているんだ。彼はモントリオール(ナショナル・バンク・オープン/ATP1000)で優勝をした。ここでは2回準決勝に進出している。僕はまだ復帰したばかりの段階だ」

「今日は良いことがたくさんあったので、次につなげたいと思う」

勝利したカレノ=ブスタは2回戦で、世界ランク47位のA・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。

同日に行われた男子シングルス1回戦では、第1シードのD・メドベージェフ、第5シードのC・ルード(ノルウェー)、第6シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第13シードのM・ベレッティーニ(イタリア)、第18シードのA・デ ミノー(オーストラリア)、第27シードのK・ハチャノフ、第29シードのT・ポール(アメリカ)らが2回戦へ進出している。

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(2022年8月30日13時18分)
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