死闘の末 モンフィス惜敗

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日、男子シングルス準々決勝が行われ、第13シードのG・モンフィス(フランス)は第24シードのM・ベレッティーニ(イタリア)に6-3, 3-6, 2-6, 6-3, 6-7 (5-7)のフルセットで敗れ、惜しくも2016年以来3年ぶり2度目のベスト4進出とはならなった。

>>ナダルら全米OP対戦表<<

この日、モンフィスはファイナルセットの第9ゲームでベレッティーニのサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも、強烈なフォアハンドのウィナーを放ち土壇場でブレークバックに成功。

しかし、タイブレークでは最後ベレッティーニのサービスが決まり、3時間57分の死闘の末に力尽きた。試合を通してモンフィスのダブルフォルトの数は17だった。

会見では「わずかな差だったと思わない。サービスがとてもひどかった。サービスの調子がとても悪く、ダブルフォルトも多かった。それが鍵だったと思う。悪いサービスと同時に、対戦相手とも戦っていた。できる限り戦った」と振り返った。

「とても疲れている。精神的に厳しかった。負けたあとはつらく、緊張がすぐに解き放たれる感じがする。今は大会が終わってしまった。より疲労を感じていると思う。大丈夫とは言わない」

「こんなタフな敗戦を過去にも経験した。ここでもR・フェデラー(スイス)を相手にマッチポイントを握りながらタフな敗戦があった。どうやって気持ちを立て直すかは分かっている。激しい練習を続けてアジア・シーズンに臨みたい」

タイブレークに持ち込む粘りを見せたモンフィスは「攻撃的になろうと思っていた。でも、明らかに彼(ベレッティーニ)の方が攻撃的だった。ベレッティーニが、どんどん攻めてくるのは分かっていた。彼はよくやった。ラッキーなところもあった。それもテニスの一部」と語った。

一方、四大大会初のベスト4進出を果たしたベレッティーニは準決勝で、第2シードのR・ナダル(スペイン)と第20シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

「全米オープンテニス」
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(2019年9月5日20時40分)
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