大坂なおみ早くも来季へ練習開始

大坂なおみ（画像はチャイナオープン）

画像提供：ゲッティイメージズ

女子テニスで世界ランク６０位の大坂なおみは２６日、自身のインスタグラムを更新し、複数の写真や動画とともに、早くも来季に向けプレシーズン最初の練習を終えたことを報告した。

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２７歳の大坂は２０２２年末にツアーを離れ、２０２３年に娘を出産。今季から復帰を果たすと、カタール・トータルエナジー・オープン（カタール/ドーハ、ハード、WTA1000）とリベマ・オープン（オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250）でベスト８に進出。BNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000）とチャイナ・オープン（中国/北京、ハード、WTA1000）では１６強入りするなど、安定した成績を残して世界ランキングなしからスタートした今シーズンを世界ランク６０位まで大きく上げた。

今回投稿された動画には今年９月から新たにコーチとなったパトリック・ムラトグルー氏も登場し、リラックスした表情で言葉を交わす様子が写っている。投稿には練習がハードだったからか、「救急車を呼んで」と冗談を交えたコメントを添えている。

ムラトグルー氏は、男子ではＭ・バグダティス（キプロス）、Ｇ・ディミトロフ（ブルガリア）、Ｓ・チチパス（ギリシャ）、Ｈ・ルーネ（デンマーク）、女子ではＳ・ウィリアムズ（アメリカ）、Ｓ・ハレプ（ルーマニア）といった多くのトップ選手のコーチを務めてきた。

シーズン終盤は腰と腹筋の負傷により欠場となったものの、世界ランキングなしからスタートした今シーズンを世界ランク６０位まで大きく上げた大坂は、ツアー離脱から復活を果たし、印象的なプレーをした選手に贈られる「カムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされている。