女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は11日、シングルス3回戦が行われ、昨年準優勝した第2シードの
A・サバレンカがワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク250位の
E・ラドゥカヌ(イギリス)を6-3, 7-5のストレートで破り、2年連続2度目のベスト16進出を果たした。
>>シフィオンテク、サバレンカらBNPパリバOP組合せ<<>>アルカラス、シナーらBNPパリバOP組合せ<<世界ランク2位のサバレンカは今シーズン、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で大会2連覇を飾ったものの先月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)では初戦敗退を喫していた。
今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク64位の
P・スターンズ(アメリカ)を逆転で破り3回戦進出を決めた。
2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女王であるラドゥカヌと顔を合わせたこの日の第1セット、サバレンカは第6ゲームでブレークに成功しゲームカウント5-2とリード。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでは4度のブレークポイントを握られるも凌ぎキープし先行する。
続く第2セット、第5ゲームでブレークに成功したサバレンカだったが直後の第6ゲームでブレークバックを許す。それでも終盤となる第11ゲームで2度目のブレーク。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームでは3度のブレークポイントを凌ぎ4本目のマッチポイントをものにし1時間35分で勝利した。
大会の公式サイトにサバレンカのコメントが掲載されており「焦りはなかったと思う。私はただ自分をコントロールし、この試合に勝つために全力を尽くそうとしていた。それが鍵だったわ」と語った。
勝利したサバレンカは4回戦で第23シードの
E・ナヴァッロ(アメリカ)と対戦する。ナヴァッロは3回戦で第16シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-1, 4-6, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)、第9シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、第11シードの
D・カサトキナ、第24シードの
E・メルテンス(ベルギー)、世界ランク49位の
ユアン・ユエ(中国)、同61位の
D・パリー(フランス)が16強に駒を進めた。
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