女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は23日にシングルス準決勝が行われ、予選勝者で世界ランク40位の
A・カリンスカヤが第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を6-4, 6-4のストレートで破りツアー初の決勝進出を果たすとともに、大会史上初めて予選から決勝に進出する快挙を成し遂げた。
>>【動画】珍しく苛立ち、ラケットを叩きつけるシフィオンテク<<25歳のカリンスカヤは先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で8強入り。今大会は予選からの出場となると、2試合に勝利し本戦入りした。
本戦では1回戦と2回戦を突破すると、3回戦で同9位の
J・オスタペンコ(ラトビア)、準々決勝で同3位の
C・ガウフ(アメリカ)とトップ10の選手を立て続けに破り4強入りした。
同1位のシフィオンテクとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、カリンスカヤは第6ゲームで先にブレークを許すも、直後の第7ゲームから4ゲーム連取を果たし先行する。
続く第2セット、勢いに乗ったカリンスカヤは第1ゲームでブレークを奪う。第2ゲームではシフィオンテクが苛立ちを見せ、珍しくラケットを叩きつける場面もあった。第7ゲームでもブレークを奪ったカリンスカヤは、その後1度ブレークを返されたものの、リードを守りきり1時間41分で世界ランク1位のシフィオンテクを撃破した。
なお、同大会で予選から出場した選手が決勝進出を果たすのは史上初。WTA1000では2022年のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)で予選から出場しタイトルを獲得した
C・ガルシア(フランス)以来、史上2人目。
また、予選勝者が1大会で2人のトップ3選手を破るのは1998年の
A・モレスモ(フランス)以来の快挙となった。
予選から7試合を勝ち抜いたカリンスカヤは決勝で同26位の
J・パオリーニ(イタリア)と対戦する。パオリーニは準決勝で同22位の
S・シルステア(ルーマニア)を下しての勝ち上がり。
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