国際テニス連盟のITFは１４日、女子テニスで世界ランク２位のＡ・サバレンカがITF世界チャンピオンに初めて選出されたと発表した。

昨年は世界ランク１位のＩ・シフィオンテク（ポーランド）が受賞しており、２５歳のサバレンカが選出されるのは今回が初。

今季は３度のツアータイトルを獲得し、１月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）では自身初の四大大会シングルス初優勝を飾った。その後自己最高の世界ランク１位にも登り詰め、女王として君臨した。

また、全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）とウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）でベスト４、全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）では準優勝と四大大会ではすべて４強以上と安定した成績をおさめた。

ITF公式サイトにはサバレンカのコメントが掲載されている。

「２０２３年は私にとって信じられないようなシーズンで、ITF世界チャンピオンになれてとてもうれしい。全豪オープンで初のグランドスラム・シングルス・タイトルを獲得し、初めて世界１位になるなど、素晴らしい１年だった。２０２３年にサポートしてくれた家族、チーム、ファンにとても感謝しているし、１月の新しいシーズンに向けてコートに戻るのが待ちきれないわ」

サバレンカは来季１月１日に開幕するブリスベン国際（オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500）からシーズンをスタートさせる予定だ。

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